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今回は、車のことを知らない・車に乗り慣れていないペーパードライバー山中@saosaoyamayama)から見た、タイムズカーシェア・カーレンタルの魅力をご紹介します。

ペーパードライバー目線でタイムズカーシェア・カーレンタルの魅力を語る!

ガチのペーパードライバー山中は、2019年のGW中にタイムズのカーシェアとカーレンタルの両方を利用しました。どちらも「車を借りる」点では同じなのに、借りる方法や借りているときの心境も異なる両者。

カーシェアとカーレンタルってどう違うの?どんな手続きが必要なの?

などなど、これからカーシェア・カーレンタルを利用してみたい方の参考になれば嬉しいです。なお費用面などの違いは別の記事でご紹介したいと思っています。

カーシェアとカーレンタルの違いは「借りている感」の有無

タイムズカーシェアは、タイムズカーシェアと提携する駐車場に停めてある車を自由に使用できるシステムです(要予約)。一方タイムズのカーレンタルは、従来どおりお店に行って車を借りるサービスですね。

カーシェアもカーレンタルも、タイムズから車を借りるという点においては同じです。両者の差を説明するには「図書館」が適切かなと思います。

図書館で本を借りるのがカーレンタル

図書館で本を借りるときはスタッフに貸出カードと借りたい本を渡し、貸出の手続きをしてもらいます。読み終えたら図書館のスタッフに本を返却します。スタッフは本の間に私物が挟まっていないかなどを確認してくれます(多分)。

カーレンタルはこれと同じ流れです。車を借りに行き、貸し借りの約束を書面で交わして車を借り、お店に返却するときはスタッフが車内点検をしてくれます。

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図書館の中で本を読むのががカーシェア

一方、カーシェアは図書館の中で本を読む行為に似ています。

図書館にある本を図書館の中で読むのに貸出手続きは必要ありません。読みたい本をその場で読んで、読み終わったら元の場所に戻す。あとで読む人が嫌な思いをしないように、本を汚したりしないのが鉄則です。

カーシェアではオンラインで予約した車を取りにいき、誰かに宣言するわけでもなく勝手に乗り込んで、返すときは元の駐車位置に戻すだけ。車内点検をする人はいません。

人とやり取りする煩わしさがなく気楽なのはメリットだと思います。しかし「共有物」を扱っている責任の重さを感じます。

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カーシェアとカーレンタルの流れ

カーシェアとカーレンタルは、車を借りる流れも異なります。

一度登録すれば面倒がなく、基本使用料と利用料だけを支払うのがカーシェア。書類を書いて利用料を支払い、ガソリン代も自己負担するのがカーレンタル。こんな感じでしょうか。

ペーパードライバーの視点で、良い点悪い点を考えてみました。

カーシェアの流れ

  1. 登録する
  2. 予約する
  3. 乗る
  4. 降りる

1.タイムズカーシェアを利用するには登録が必要です。

タイムズの店舗に行くか、カーシェアを行っている駐車場の自動受付機を利用するか、登録会に行くか、郵送で登録するか選択肢があります。

ペーパードライバー的には「運転ができないのにシェアカーを使う」というトンデモ行為を知られたくない腹がありますから、郵送がベストかな……とは思いますが時間の関係上、山中は登録会に行きました

しかしペーパードライバーだからといって真っ白い目で見られたり、馬鹿にされることはありません。というか、ペーパーかどうかなんて訊かれません。タイムズさんありがとう!

2.タイムズカーシェアに使えるカードが発行されれば即予約・シェア利用可能になります。タイムズのWEBサイトやアプリ、電話などで予約をとるだけ。予約時間に合わせて車へ向かいます。

ペーパーなのにシェアカーを使うということに罪悪感があるペーパードライバーとしては、できるだけ人と接したくありません(偏見)。全てがネットで完結してしまうこのシステム、素晴らしい!

しかもどこへ行くか決まっている場合は、予約の際にカーナビの設定までできてしまうのです。至れり尽くせり上げ膳据え膳。

3.タイムズのカードはカードキーになっていて、車のドアロックを解除するのに使用します。車に傷がないか確認したら勝手に乗り込んでエンジンを掛けてスタート。お作法については別の記事に譲りますね。

ペーパードライバーって車の中の装備の動かし方も知らないんです。あれ、山中だけ?ですから車に乗り込んだら、どこに何のスイッチがついているのか確認しなければ出発できません。

出庫したら、その場所にシェアカー以外が駐車しないようにカラーコーンを立てます。そのため、一旦車をどこかに寄せてコーンを置かなければなりません。ペーパードライバー的には「どこに車を寄せるか」も予め考える必要があります。

カーナビの設定をしたい場合、初めての機種にはもたつくものです。そのため、車に乗り込んでから「色々できる」シェアカーはペーパードライバーの味方かもしれません。

そしてガソリン満タンにする必要はありません。ガソリンが足りない場合は、車に備え付けの給油カードで給油するのでガソリン代もかかりません。

お金の面はさておき、ガソリン満タンが義務付けられていない点はペーパードライバーのイチオシポイントではないでしょうか。給油!できればしたくない!それがPaper Driver(良い発音)。ガソリン残量はアプリから確認できるので、給油が必要なさそうな車を選べば給油せずに済みます。

4.帰着したら車を元の位置に駐車し、カードキーでドアをロックしておしまいです。「帰りました」なんて連絡する必要はありません。

ペーパードライバーは大抵、車を降りた直後は人の形を保っていません。抜け殻のような状態で人様とやり取りしても上の空です。その点カーシェアは人と接しないまま帰宅できます。

カーレンタルの流れ

  1. 予約する
  2. 登録する
  3. 乗る
  4. ガソリン満タンにする
  5. 降りる
  6. 確認してもらう

1.タイムズカーレンタルの場合、事前登録の必要はありません。タイムズのサイトや旅行代理店などを通して予約を取ります。

ペーパードライバー的にはネット予約は本当に助かります!旅行代理店で予約をしても、時間の変更などはタイムズに直接連絡すれば調整してくれます(ソースは山中)。

2.レンタル当日に店舗に赴き、免許証を提示して書類に必要事項を記入したら貸出証を受け取ります。その後、スタッフと一緒に車の外観の確認をしたら送り出してもらって出発です!
ペーパードライバーとしてはココが難点。車に乗り込むまで待ってくれます。嬉しいんです。嬉しいんですが……。

山中の身長は1.8mぐらいあるので、人様の車に乗り込むと座面の前後調整が必須なのですが、なぜかリクライニングを動かしてしまいスタッフが「あ、それはリクライニングで……」と教えてくれるわけです。親切なのです。

ごめん!ペーパードライバーでごめん!全力でスライディング土下座を決めたくなります。

確実に「コイツ大丈夫かな……絶対ペーパーじゃん。美瑛まで行くとか言ってたけど正気かよ」って思われてるんだろうなと感じて、変な汗をかき始めてしまいます(ソースは山中)。

3.4.さて出発した後、レンタカーの場合はガソリンが不足したら給油します。最後は満タンにして返却します。もちろんどちらも自費負担です。

言わずもがな、給油が嫌いなペーパードライバー。セルフは緊張しますが、セルフの方が気楽かもしれません。うっかりセルフではないSSに入ってしまい、車を寄せすぎて「もう少し離れてください」と言われたのは私だけではないはず(私だけ)。

5.6.返却後は店舗スタッフが車の状態、忘れ物を確認してくれます。そして貸出証を戻して手続き終了です。

レンタカーの場合、最初に人と接している分、帰着したときの達成感が半端ないです。「ペーパードライバーが生きて帰ってきました」と胸を張って車を返却できます。

その代り、気分が大いに盛り上がっているので忘れ物をしがちです。ETCカードとか、貸出証とか(山中です)。これらをくまなくチェックしてもらえるのがレンタカーの良い点ですね。

また、シェアカーは足元をちょっと汚してしまうと「次の人に通報されないだろうか」と気が気じゃありませんが、レンタカーなら事情を説明すればにっこり了解って感じです。

ペーパードライバーが車を借りるにはシェアカー?レンタカー?

結局は利用時間や目的で決めることになるでしょう。短時間のちょい乗りならシェアカー、旅行先で使うならレンタカーという具合ですね。しかし条件によっては価格に差がない場合もあると思います。

金額にも運転距離にも差がないと仮定して、どんな方にどちらが向いているのか考えてみました。

こんな方にはシェアカー!

できるだけひっそり運転したい、自分のペースで点検しながら運転したい場合はシェアカーがおすすめですね。

出発のタイミングは自分で決められます。また乗る車に目星がつけられるので、車内装備を予め調べておくと時間短縮できるかと思います。

こんな方にはレンタカー!

分からないことは調べるよりも人に訊きたい、納得してから出かけたい場合はレンタカーですね。「運転に慣れていないのですが」とひと言告げればタイムズのスタッフはきっと親切にしてくれます。

車種は自分で決められる場合と、当日の空き状況で決まる場合があるので、心配なら店舗に電話して訊いてみるといいでしょう。

幸か不幸か「グレードアップ」という名のありがた迷惑を被る可能性も無きにしもあらずですので(コンパクトカーを希望しているのにスポーツカー来ちゃったよオイ、みたいな)、運転に自信がないときは思い切って断ったほうがいいですね。

ペーパードライバーでも車をシェア・レンタルできる!

「私はペーパードライバーです」という貼り紙をつけて運転するわけではありませんし、登録する際にペーパードライバーという情報は必要ありません。むしろ何を基準に「ペーパードライバー」と呼ぶのか、ってことですよ。

分からないことは調べる or 訊く。

これさえできればペーパードライバーだって車を借りて運転することが可能です。

短時間の運転練習をするなら気軽に借りられるシェアカーが便利ですね。サクッと借りて運転して返却。このサイクルができれば確実に運転技術が向上すると思います。

次回は実際にシェアカーを運転した山中のトンデモ実録を踏まえながら、タイムズカーシェアの素晴らしさをご紹介したいと思っています。

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 WEBコンサル・マーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトの運営を指揮。DigitalCameraWorldの認定フォトグラファー。 現在は2社5メディアの進行管理をしながら文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。