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自作のセパレート手帳を作ろう!という企画の延長線です。ファイッ!
おおよその流れは前回の記事を参照していただき、今回は実際に手帳を作ったことを記事にしていきます。

手帳はノート選びから

どこかで記事にしているかもしれませんが、実は手帳カバーも革で自作しています。B6はエトランジェ・ディ・コスタリカのリングノート(パクリーミー)用、B7はバレットジャーナルとして使っていた紳士のノートに合わせて作成したものです。

野球用に使っている100円ノートはB6サイズ、カバーをもうひとつ作ろうと思っていましたが、既存のB6カバーを使用することにして、セパレート手帳にはB7カバーを使用することにしました。と書くと「カバーのサイズを重視して手帳のサイズを重視しておらぬではないか!」と思われてしまいそうなので言い訳を。

セパレート手帳のB6サイズって、結構デカい!今まではB6片面しか使用していませんでしたが、セパレートになると両面=B5サイズを使うわけです。デカい!だったらB7見開き=B6=パクリミーサイズがいいのではないか?という流れです。

B7方眼ノート探しの旅

旅って言ってもネットの波の中で溺れてただけなんですけどね。B7方眼ノートって、なかなかないんです。薄いホチキスどめのノートならいくらかあるんですが、手帳に使うぐらいのそこそこのページ数のノートがなかなか見つからない。

結局今回もコクヨの「紳士のノート」を購入することにしました。

ハードカバーなので、立ったままの筆記がとてもし易いノートです。A Silky 865 Premiumというツルツルした紙質でメモ書き走り書きに最適。筆記感を求めるひとには物足りないかな?万年筆は物によっては裏写りします。

手帳の基本設計を考える

本題です。今回のセパレート手帳に入れたい項目は次の通り。

    • 年間カレンダー
    • マンスリー
    • 横長ウィークリー

それぞれの仕上がり

まず年間カレンダー。こちらは紳士のノートでバレットジャーナルをやっていたときに作成したことがあるので、それを参考に作ろうと思います。現在まだ手付かず。

【マンスリー】

まだ「◯月」を書き入れていない状態ですが。マンスリーのこだわりは、土日スペースの狭さです。土日は仕事をしないので細かな予定は入らないし、大体が野球の予定しか入りませんので、スペースは小さくしました。その分平日は割りと広めに取れたかな?

2ヶ月分のマンスリーを見開き上下に作ります。例えば私の場合、3月を上段、4月を下段に作りました。6週目に突入する場合はうまく調整して、マンスリー5週分に収めるようにしました。これによって、ウィークリーも見開き5ページ(10ページ分)に固定できます。

【ウィークリー】

左ページに月曜〜水曜、右ページに木曜〜日曜を配置しています。これはマンスリーの曜日配置に合わせてあります。こちらも土日は狭くして、平日を広めに取りました。

配置方法

少しややこしい配置ではあるのですが、ページを有効に使うために予め配置を書き出しました。3月・4月の分だけですがメモ。

3月を上、4月を下という形でマンスリーを作った場合、ウィークリーは4月が上、3月が下になります。4月1日は3月に組み入れることでマンスリー・ウィークリーともにうまく収まりました。これを来年の4月分まで書き出して、全ての月を5週に割り当てました。

実際に使用するときはこんな感じになります。

これは4月2日からの分ですね。下がマンスリーになります。翌週になったら上段のみ1ページめくります。上下に切り分けてしまうと翌月のページを探すのも上下バラバラで探しにくくなります。

私はマンスリーの左ページは切らず、パラパラ〜っと紙をさばけばマンスリーで止まる(分かります?)ようにしました。見出しをつけたいのですが、小さいものしかつけられないので、マステで作ろうかな……。

自作手帳だからできる「自分ニーズ」の汲み取り

使ってみて「使いにくい」と思えば作り直す。その手間を惜しむ方には向かない自作手帳。私はバレットジャーナルを始めた当初、B7のうっすいノートでお試し期間を設けました。

バレットジャーナルは自分に合っていないと判断したらやめればいいし、続けられそうだと思ったらしっかりとしたノートで始めたらいい。書くことが好きで、工夫が好きで、ついでに言えば模倣も好きで(法律の範囲内でね)という方は一度試してみてほしいです。

パクリミーも当初B7サイズで作ってみたことがありますし、パクリミーの前はバーチカルだけにしてみたこともあります。試して、メリットデメリットを自分に落とし込んで形にしていく。まるで商品開発のようで楽しいんですよ!!

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 WEBコンサル・マーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトの運営を指揮。DigitalCameraWorldの認定フォトグラファー。 現在は2社5メディアの進行管理をしながら文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。