もう世の中は2022年ですから、今さら2020年のMac mini買うのもね……。
買いました。
購入前にレビューを読んでまわりましたが、ベテランマカーのベンチマークを見ても「そもそもこの数字がどうなったら優秀なの?」のレベルの私(@saosaoyamayama)なので、何が早いのか・すごいのかイマイチつかめないまま「初売り」という名の悪魔に魂を売り渡しました。
今回でMac miniは3代目(2012/2018/2020)。新品Mac購入はめちゃくちゃ久しぶりで、ちょっと手が震えました。価格は最後に書くとしましょう。
IntelのMac mini 2018と比較しながら、外観や基本スペックについて「歴だけそれなりに長いビギナー」が語ります。
Contents
Mac mini M1(2020)とIntel(2018)のルックスを比べてみよう
何の変哲もないいつものMac miniの箱で到着。この箱、フタがなかなか持ち上がらないですよね。手触りのいい白い箱、そろそろやめてほしいところ。汚れても気にならない箱にしてください。
見てのとおり本体のカラーはシルバーです。
中を見てみよう
やっとフタが持ち上がって、ご対面です。
写真の下に写っているタブがありがたいですね。これがないと本体がなかなか取り出せない。
中古でMac miniを買うと、大抵本体が取り出せない。タブがないのでね。
Apple製品を買うと必ずついてくるステッカー。色はシルバーです。そういえばiPhone買ったときはついてくるんですか? 中古しか買わないのでよくわかりません。
新品でeMacを買ったときとiPod miniを買ったときはついてきましたね! どちらも白でした。
ということで本体の下には取説とステッカー、ACアダプターが入っております。付属品はこれだけ!
Intel 2018 vs M1 2020
左が2018、右が2020です。光の加減でわかりにくいのですが、2018はスペースグレイ、2020はシルバーなんです。
個人的にはスペースグレイが好きで、トラックパッドもスペースグレイで統一しましたが、M1 Mac mini 2020はシルバー一択。
実は両者の見た目には、ボディの色以外の違いがあります。
2018のAppleマークは鏡面仕上げなんです! iPhone 12 miniのカメラが映り込んでいますね。
対して、2020はマットな質感に変更されていました。指紋がつくからね……。多分そういう理由ではないと思いますが。
ちょっと……汚いですね。左が2020、右が2018です。違いはありません!
Mac miniの中をいじるにはココからアクセスしていたわけですが、M1 Mac miniは中をいじれません。よって、安いメモリを増設することもできません。残念。
接続端子が減ったのは痛手
上が2020、下が2018です。
残念ながらThunderboltの端子が減りました。2つも!
2018には4つあって「いやいや穴開け過ぎでしょ、塞いでよ」って思っていましたが、2つに減ってしまうだなんて……。
Mac mini 2018はUSB-C機器とBluetoothが干渉しやすいらしく、狭い仕事部屋で機器類の間隔を広く取ることもできず、結果「USB-Cできるだけ使わない」というスタンスでした。
それゆえUSB-Cは常時1つ(ディスプレイポート用)しか使っていなかったので、M1で2つに減ったって困りません。でも、M1は干渉が起きにくいかもしれないじゃん! そしたらUSB-C使えるじゃん!
とにもかくにも、2つしかありません。他は変更ナシですね。
本体のスピーカーは「音が出る」だけで。外付けスピーカーは必須です。私はイコライザーアプリ「eqMac」を入れています。
吊るしモデルにした理由
今回購入したM1 Mac miniは8GBのユニファイドメモリ、256GB SSDです。
中古購入のMac mini 2018はメモリ16GBにこだわりました。今回は22,000円(16GBにレベルアップするためのお布施)をケチって8GBに……したわけじゃないんです。8GBでいけると判断しました。
Intel Mac mini メモリ8GBで写真現像はキツい
IntelのMac mini メモリ8GBで写真現像アプリを快適に使うのは、正直キツい。
Lightroom6は立ち上がりから既に遅いし、書き出しは「固唾を呑んで見守る」レベルで遅い。Luminar4は、1枚書き出すと落ちる(つまり使えない)。
Mac自体の立ち上がりは遅いのがスタンダードで生きてきたので気にならなかったんです。作業に支障を来す、ということでいえばやっぱり写真現像が顕著でした。
16GBのMac miniに買い換えてから「PCってこんなに早く立ち上がるモンなの!?」と驚きました。現像ソフトもそれなりに動くし、あれこれ同時並行で作業していても問題なし。
だからM1も16GBにしないとな……と思っていたのですが、各種レビューを見てみるとハードな動画編集をしなければ8GBで十分だという記載があちこちにありました。
Lightroom現像はIntel MacBookProのCTO(カスタマイズ)モデルよりもサクサクだ、とも。マジか……。
16GBのほうが安心なわけですが、その2万円でOfficeを買い換えた方がいいのではないかと本気で思ったわけです。ということで今回はベテランマカーの意見を参考に、8GBにしました。
購入から数日で、すでに後悔している記事がこちら。
SSDはいざとなったらどうにかなるという判断
Mac mini 2018のSSDは128GBで「ストレージが足りませんよ〜」は結構頻繁に出ていました。
本当に足りないかっていうと、ゴミ箱がパンパンになっているだけだったり、うっかりRAW画像をローカルに大量コピーしていたりで、128GBで問題ありませんでした。
たとえば写真現像のカタログデータはSSDに置くけれど、元画像は今まで通り外付けHDDでいいし、よく使う書類関係はほぼクラウド保存です。
デスクトップPCはちょっとガッシリした据え置きの外付けHDDを使えるのが利点ですよね。もちろん外付けSSDという選択肢もアリなわけで。
つまりM1 Mac miniのSSDが258GBもあれば、しばらくは困らないんじゃないかなというのが私の判断です。
初売りでいくら?
まずMac miniの定価が79,800円(税込)です。
初売りとはいえ値引きはなく、Appleギフトカードが12,000円分いただけます(商品発送時にメールで届きます)。
つまり差し引きとしては67,800円(税込)ですね。Macの新品がこの値段! 恐ろしやMac mini。もっと安くするには下取りですかね〜。
MacBook12インチ(2017)を下取りに出した場合
現役のMacBook12インチを「手放す気はない」けれど下取りに出した場合。本体の状態の善し悪しで下取り価格は変わりますが、自動計算ではじき出してみると15,000円でした。
つまりMacBookを下取りに出せばM1 Mac miniが52,800円で買える計算です。
Mac mini 2018を下取りに出した場合
下取り価格を計算すると14,000円でした。MacBookより安いか……。
ちなみに私のMac miniは8GBの吊るしに非純正のメモリを増設しているので、Apple公式での下取りは難しいと判断しています。
中古PC屋のオンライン査定ではメモリ8GBでも30,000円前後が相場なので、もう少し考えようと思います。
もし30,000円で買い取ってもらえたらM1 Mac miniが37,800円で買える計算。これは……異常。
インチキマカーの本番はここから
さてさて、開封に引き続きセットアップが待っております。
MacBookからMac mini 2018に乗り換えたときはMacの「移行アシスタント」を使ってあっという間でしたが、今回は使いませんでした。
その際いろいろと、いろいろとやらかしました。でもPCのデータ移行って割と好きです。続きは次回。