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ここ数年、手帳を自作しています。昨年1年間はコクヨのPat-miをズルっとパクった「パクリミー」というネーミングセンス崩壊の手帳を使っていました。

使い勝手としてはよかったので、今年も昨年同様エトランジェ・ディ・コスタリカのB6方眼ノートを購入し、手帳を作りました。以降、Pat-miやパクリミーの構造をご存知であることを前提にした記事になっています。

自作手帳『パクリミー』が使いにくくなってきた

1年経過した時点で改良しましたが、実は改良ではどうにもならない「気になるポイント」は見て見ぬふりをしていました。それがこちら。

    • メモ欄が縦長なので、手帳を90度回転させて書き込まなければならない
    • リングノートなので頻繁にめくると穴に負荷がかかり紙がズレる・切れる
    • 予定が重なりやすい土日は別のノートを使っていてバーチカルは必要ない

本家Pat-miは縦長を活かしてバーチカルのみですが、1日のTODOや持ち物なんかもメモしたかったので、パクリミーではメモ欄を設けたわけです。しかしいちいち回転させるのが思いの外腹立たしい。特に人前でメモするときに「完全に設計ミスの自作手帳」のように思われていそうで恥ずかしい。

エトランジェ・ディ・コスタリカのこのノート、紙が薄いわけではありません。通常使用では問題ない範囲です。しかし手帳は過去を参照したり未来を参照したり、ガンチャートに移動したり年間カレンダーを見てみたりと、ページをめくる回数が多くなります。必然的に、リングと接する穴には負担がかかり、弱くなってしまいます。穴が広がってページが斜めになり、翌週との重なりが乱れるのが腹立たしい。

仕事を辞め、自宅で受託作業をしているので、タイムスケジュールが混み合うことはまずない。土日は息子の野球につきあう関係上時間管理は必須となるので、土日は別の自作手帳を使っています。ですから、通常使用の手帳にバーチカル欄は必要ないし、土日スペースも狭くていい。

さて、どうしよう。どういう改良が考えられるのか。リングノートである以上、別のノートに乗り換えるしか解決策はありません。あとはメモ欄、バーチカル廃止。

そういえば「セパレートタイプ」があったっけ

マンスリー、週間レフト、ガンチャートなど基本的なスタイルとは一線を画す手帳として、Pat-miは位置づけられていると思っています。そしてもうひとつ異彩を放っているのが「セパレートタイプ」です。ざっくり言えば、ノートを上下半分に切り分け、上にマンスリー、下にウィークリーですね。マンスリーを固定したまま下段のウィークリーのみめくっていく形です。ユメキロックさんが有名ドコロでしょうか。

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ユメキロックさんのセパレートはウィークリーがバーチカルタイプになっています。もちろん縦長です。ここを自分が使いやすい形に改良すれば、Pat-miで可能だった「月間を参照しながら週間メモができる」点はそのままですし、リングノートである必要もありません。

*エトランジェのリングノート:ホチキス綴じや平綴じノートの多くは、ページごとに方眼のズレがあったり、ページをめくることで隣ページが引っ張られて方眼がズレます。リング方眼は隣ページが引っ張られませんし、特にエトランジェのリング方眼はそれ自体にズレがないためチョイスしたという経緯があります。

セパレート手帳を作る際にこだわりたいこと

    • B7サイズ
    • ウィークリーメモ欄は横長
    • 土日欄は小さくていい

こんな条件で、セパレートタイプの手帳を作ることにしました。4月に間に合えばいいよね、ってことで。続きは別記事で。

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 WEBコンサル・マーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトの運営を指揮。DigitalCameraWorldの認定フォトグラファー。 現在は2社5メディアの進行管理をしながら文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。