今年は食指が動く福袋を発見できていない私(@saosaoyamayama)です。
毎年この時期になると、福袋の記事と並行して「買ってよかった」記事を書いています。が、2024年はあまり仕事関係の買い物をしていないんですよね……。
※だから税金が怖い。
そのため今年はベストバイを列挙するのではなく、単品でじゃんじゃん紹介していくスタイルにしています。
今回は超小型のセラミックヒーターです。コイツは間違いなくベストバイ。もっと世間に知られるべきだ!
手指の冷えに悩んでいる方々の選択肢になればうれしいです。
※本記事はPRを含みます。
Contents
TOPLAND セラミックヒーター|机に無理なく置けるミニサイズ
- 本体サイズ
- 幅13.1×奥行8.4×高さ7.5cm
- 重さ
- 410g
- 消費電力
- 200W
- 電源コード長
- 1.5m
見た目、ただのセラミックヒーターです。だがしかし、そんなものをベストバイに選ぶわけがない!
実はこのヒーター、めちゃくちゃミニサイズなんですよ。ヒーターのフロント面がiPhone13 miniより小さい、って書いたらわかりますかね。
ヒーターの写真を撮ろうとスマホを構えたら「あ、スマホのほうが大きい」と気付きました。
なぜ小さいヒーターを買ったのか、使ってみてどうだったのか、書いて参ります。
購入に至った一番の理由は手指の冷え対策
どうせならもっと大きなヒーターで一気に暖めればいいじゃないか、と思うかもしれません。でも、それが叶わない環境ゆえ、このヒーターを選びました。
- 部屋が狭い
- 手指が冷える
- 候補に挙がったヒーターを却下した理由
特に「手指の冷え」を解消する点において、今まで検討した中で最も効果がありました。
部屋が狭い
去年まではこのヒーターを使っていました。
私の仕事部屋はめちゃくちゃ狭くて、空間としては一畳半、机+椅子の専有面積は一畳にも満たない狭さなので、通常サイズのヒーターは置けません。そこで小さめのヒーターを買って床置きしていました。
椅子の脚に蹂躙されて、フロントがバッキバッキに折れました。
床置きはダメだ、俺のチームに床置きは要らない(二宮匡貴の「太刀川は〜」)。
ただ、昨年からパネルヒーターを導入して足元は暖かくなったので、床に置く必要はないよなぁ……と考えていました。
パネルヒーター、めちゃくちゃオススメっす! フリースのブランケットが付属していたので、それを掛けるともはやコタツ。
手指の冷え
手指の冷えを緩和するのに役立つだろうと思って買いました。
皆さんパソコンで仕事していると、指先冷えません? 暖かい室内でも机は冷たくて手首は冷えるし、キーボードを叩くために手首より高い位置をキープしている指先も冷える。
ヒーター付きのデスクマットを買ったんですが、マットに腕をくっ付けて仕事しないと大きな効果は得られませんでした。
実は手指の冷え問題について、以前から改善に取り組んでいたんですよ。
手袋の中に入れて使うUSB式ヒーターは、手の甲だけ「熱っ!」となり、しかも手袋のせいで仕事しにくい。
キーボードとマウスに箱を被せて手を突っ込んで仕事するっていうのもやりました。そこまで暖かくないうえに箱があちこち動くし手元は見えないし……。あと、見た目のIQが低い。
もちろん床置き用の小さいヒーターを机に置いたこともあります。しかし、小さいとはいえ机に置くとデカいんですよ……。しかもルーバーの向きが調整できなかったので手元を狙って暖められない。そして最弱運転でも「熱っ!」ってなる。
今回買ったセラミックヒーターは、上記のダメポイントをことごとく解消してくれました。
候補に挙がったヒーター
候補としてテクノスのヒーターも挙がりました。テクノスのほうが2cmぐらい細身ですが、高さは倍近いですね。私の机に置くことを考えると問題ないサイズです。
- テクノス:幅11.0×奥行き10.0×高さ14.8cm
- TOPLAND:幅13.1×奥行8.4×高さ7.5cm
ではなぜテクノスを選ばなかったのかというと、まず吹き出し口の位置とルーバーが理由です。
吹き出し口が本体の中央より少し上にあり、さらにルーバーが付いていません。これでは前出の黒いヒーターの二の舞です。
対してTOPLANDは獲物を狙う猫みたいな重心の低さ、かつルーバー付き。
さらに、消費電力も異なります。テクノスは300WでTOPLANDは200Wです。手元で使うので高い出力は求めていませんし、長時間運転し続けるなら少しでも電力消費を抑えたいなと考えました。
もう1つ、製品に貼ってあるシールが綺麗に剥がれない、という口コミが多かったので……。「○○だから暖かい!」的な、ヨドバシカメラの陳列商品に貼ってあるシールみたいなアレ。
TOPLAND セラミックヒーターのよかった点・いまいちな点
- 想像以上にコンパクト
- ルーバーで効率良く暖が取れる
- 電源ボタンが物理・上部にある
- 音が大きめ
- 温風もスリム
- 電源コードがゴツい
TOPLANDのセラミックヒーターを使ってみて、致命的な弱点は今のところ見つかっていません。
「いまいちな点」については強いていえば……レベルです。
よかった点
設置のスペースは確保できることを確認したうえで購入しましたが、やっぱり不安だったんですよね。
ところがどっこい、実物を見て「こんなに小さいのか!」とびっくり。カーエアコンの吹き出し口のイメージですね。キーボードやタブレットなどの仕事グッズを一切動かさずに使えます。
こちらが実際の写真。いつものレゴを置いてみました。高さはレゴ2人分にも満たない。
この木箱を使う予定はなかったんですが、試しに入れてみたらピッタリだったので、この上にドッキングステーションとSSDを置いています。
背面に板がないので、ケーブルを逃がせる仕様。
ドッキングステーションとSSDについては以下の記事をどうぞ。
集中的に暖まりたい時は、ヒーターを箱から引っ張り出します。電源コードが1.5mあるので、机の右で電源を取って左の木箱を通っても全然余裕です。
それと、ルーバーがある機種にしてよかった!
手指の冷えが辛い場合は、手元を狙って温めます。
キーボードの前にタブレットスタンドとiPadを置いているので、その上にヒーターをドン!
ルーバーを下向きに調整すると、イイ感じに手指を温めながら仕事できます。
もう1つ、電源ボタンが物理ボタンなのと、本体の上部に付いているのもいいですね。本体を箱に入れたまま余裕で押せます。物理ボタンが前面にあると、押した時に本体が動いてしまうので……。
いまいちな点
音は大きいですね。ヒーターを付けたら必ずスピーカーの音量を1つか2つ上げます。最近仕事で人事面接の動画を確認するんですが、その時はヘッドホンが必須です。ヘッドホンは寒さ対策になるので、冬場はどーってことない。
当たり前ですが、吹き出し口の幅で温風が吹き出します。ルーバーは手動で上下に動かせるだけで、左右には動きません。そのため、幅広く暖めるのには向いていません。
これのおかげで、机が多少散らかっていてもヒーターの延長線上のモノを退ければ安全、っていうのはありますね。
最後に、これは暖房器具の宿命ですが電源コードがゴツい。机の上で使うなら、コードを逃がす場所や逃がし方を工夫した方がいいですね。
狭い部屋・部分的な冷えにおすすめしたいTOPLANDのセラミックヒーター
部屋が狭くて暖房器具を設置しにくい人には、パネルヒーターとセラミックヒーターのダブル使いをおすすめします。特にパネルヒーターは上からブランケットをかけるコタツ式がベスト。めちゃくちゃ暖かいです。
車中泊で使っている人もいるみたいですね。あとトイレに置いているとか、脱衣所に置いているとか。
また、いくらエアコンが効いている室内でも、指先などピンポイントの冷えが辛い人は結構います。そんなアナタに、TOPLANDのセラミックをおすすめしたい。本当に小さいので、会社に持って行ってもいいと思う。