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先月から少しずつ、ライターを本業にするべく動いていました。4月に入り、本格始動!開業届はまだ出す段階ではないけれど、ペースが掴めてきたら考えたいと思っています。とりあえず、SOHOとなりました。

退職に向かって

PENTAX KP f/6.3 1/1000 300mm ISO 280

2017年9月に不整脈を治すためのカテーテルアブレーション手術を受けました。術前少し熱が高く、術後は「炎症のせいかな?」ということで退院当日に熱が下がらなければ退院させられないとまで言われていましたが、運良く解熱し、自宅に戻ることができました。

怠くて、喉が詰まったような感じがして、でもそれらは全てオペのせいだろうと考えていました。念のため、血圧測定と検温は毎日続けていたのですが。

体調不良に悩まされています

熱が高いのです。平熱が36.2度程度、37.0度ぐらいまでは許容範囲としてきました。しかし退院後の体温は37度を下回ることは朝と寝る前ぐらいで、午前中から午後にかけて37.5〜38.1度を行ったり来たり。

喉の詰まり感に関しては徐々に気にならなくなりましたが、微熱は治らないまま、心臓血管センターのO先生は心臓血管外科の先生だというのに、微熱に関しても診てくださっていました。

世の中的には「不明熱」という名前がつけられています。まずはオペの影響を疑って心臓周りの検査、婦人科検査、それから特殊な項目も含めた血液検査、CT、胃カメラ……。途中でリウマチを疑ってリウマチ科にもまわされましたが、結果的には何もわからないままです。残すは大腸カメラかな?という状態。検査して異常が見つかる確率は限りなくゼロに近いと言われ、大腸カメラは遠慮しました。

不明熱は総合内科や感染症科の領域だそうです。O先生ご自身も総合内科で働いてらしたことがあり、転院するなら紹介状を書くと言ってくださっていました。その病院が、私の職場だったんですよね。偶然にも。でも知ってる顔が多い中で、カルテ覗かれるのもちょっとな……と思い、紹介状は宛名なしで書いていただくことにしました。また転院先に迷っています。

やむを得ず退職

オペ後、しばらく仕事を休ませてもらっていましたが、出勤のめどが立たず。いつになってもいいよ〜と言っていただけたのですが(採血の仕事なので1人辞めると穴がデカイ)、無理して倒れるのもまた迷惑がかかると思い、退職を決めました。いつでも戻ってきてね!の言葉をいただき、役に立っていたんだなと実感。準公務員は退職後1年間は準公務員に戻れないそうですので、1年後に戻れたらということで。

自宅療養開始

療養、って言ってもね。子どもの世話、炊事洗濯家事があるわけです。野球の雑用もたくさん。仕事に出ていれば夫と協力しながらできていたことも、自宅にいるとなると頼みにくいし、意を決して頼んでみると「なんで俺がやらなきゃならないの」「仕事してきたんだよ」とお手本のような関白ぶり。収入も減ります。家計簿をつけ始めました。お金のことで頭がいっぱいになる。

家事が終われば自分の時間。趣味にあてたり色々ですよね。夫から見れば「昼間やりたいことやってるんでしょ?」ですよね。仕事を辞めた私は家庭内での発言権が弱まり、毎日を楽しみながらゆっくり体調を整えたいのに、「自分はずるいのではないか」「遊んだらダメだ」と思い始めてしまったのです。

そのときふと、思いました。仕事しよう、と。仕事に出るのは難しいけれど、だったら自宅でやればいいじゃないか。

仕事をしよう

採血の仕事につく前、2年ほどWEBライターの仕事をしていました。稼ぎは少ないけれど、クライアントさんから信頼され、単価の高い仕事を優先的に回してもらってました。病院の仕事をすることを伝えた時に「籍は残しておくので単発でも仕事が必要なら連絡を」と言ってくださいました。

連絡がつき、以前とは少し異なる執筆形態であることを了承して仕事をいただけることになりました。しかしモロモロ理由があり、一気に仕事の件数が減ったんですよね。

新しい道を切り開く

ライターとしてやりたい仕事は何なのかと考えました。WEBライターをやっていて思ったのが、「この記事を書きました」「このサイトに記事を載せてます」と自信を持って言えないんですよね。

    • 記事に執筆者名がない
    • 見せていいのかわからない

執筆後の著作権はどうでもいいのです。印税くれなんていいません(今はね)。目指したいのは……。「WEB掲載・紙媒体は関係なく、自分の名前(ハンドルネームでも)を添えた記事を世に送り出すこと」こんな記事を書いるライターです、と胸を張ってサイトを見せて、名刺を出せる人間になりたい。

それと、せっかく一眼レフを所持していて撮影も編集もできる。ライター&カメラマンとして1人で仕事ができるわけですから、取材やインタビューにも関わってみたいと思っています。このハードルは多分、高い。

古い道を整えていく

いくつかある趣味の中で、音楽に関しては、元プロギタリストがVoをつとめる歌謡曲バンドを紹介してもらい、コーラスとしてライブに参加しています。一緒にバンドをやっている仲間に紹介してもらいました。こちらは順調そのもの。

小説執筆もしています。オリジナル小説も二次創作も書きますが、できればオリジナル一本に絞っていきたい。同人誌イベントへの参加よりも、公募にシフトしていきたい。小説執筆を始めた頃に戻っていく感じです。

踏み荒らした道を整地していつでも安全に通れるようにしなければと思っています。

失敗の連続こそ人生だけど失敗したくはないよね

PENTAX KP f/6.3 1/1000 300mm ISO 1100

幸か不幸か、私には家族がいます。今は扶養してもらっています。それによって発言権がなくなるとしても、稼いでいるのは夫なのだから文句は言えない。その代わりライター業がうまくいかなくても、大ゴケしても、安定した収入があるのでダメージは少ない。

だけど、コケたくない。書くことが好き、それは友人も家族も知っている事実です。「ライターなんて」とか「所詮内職」とか言われたくない。猫の涙ほどのプライドはあるので、やるからには失敗したくない。

だからといって稼ぎにこだわるわけではありません。SEO対策の記事単価なんてたかが知れているけれど、ハイレベルの記事が書けるようになれば単価はあがります。書いて、成長すればいいんです。

この案件、契約したい!と思って報酬を見たらべらぼうに安い……でも契約をしました。なぜなら、書きたいテーマを自分で提案できるから。執筆者名がオープンだから。どれほど反響があるのかわかりやすい仕事だから。

名前を添えるということは、記事内容に責任を持っていますというアピールになります。責任丸出しの記事を書いたという実績は、とても大きなものなんじゃないかな?と考えてます。

さあ、午前は用事があった分、午後から巻き返しますよ!!

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 デジタルマーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトのコンテンツ制作を並行指揮した経験を持つ。 現在は企業の人材育成コンサルやメディア進行管理をしながら、グラフィックデザイン・文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。 DigitalCameraWorld認定フォトグラファー、臨床検査技師。