通院&お散歩にPENTAX KP+PENTAX DA50mmF1.8を持って出ました。
DA50mmはとても明るいレンズで、明暗のコントラストが本当に綺麗に表現できるのだなと感動しっぱなし。当社比ではなかなかカリっとした画が切り取れたのではないかと、ホクホク顔で帰宅しました。
自宅でストーブの真ん前を陣取りながら、KPの液晶に表示した「今日の収穫」をニヨニヨ眺めていたときでした。
「こ、これが噂の魔物……」
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フリンジと対峙する
明るい空からの光に葉っぱの暗いシルエット。そしてそれを縁取る「紫」「緑」。ちょうど前日にKP作例のブログを巡回していたのですが「パープルフリンジ」という言葉を知ったばかりでした。
遅いな……。知るのが遅い。
今まで使っていたレンズはtamronの28-300mmF3.5-6.3というわりと暗めのレンズでした。だからなのかな、あまりフリンジを気にしたことがなくて。
過去の写真で同じような環境のものをチェックしてみましたが、今回のような明らかな「紫」「緑」が出現したのは初めてかもしれない。
暗いレンズに慣れてしまった親指
tamronの28-300mmは、使い始めた初期のころからAvモードで使うことが多く、しかも野球の写真を撮るためにシャッタースピードを上げたいがために「絞りド開放」。今回使ったPENTAX50mmはF1.8でかなり明るいのに、指癖が手前のダイヤルを回してしまう。トップに貼った画像も完全に開放していますね。
フリンジを最小限にするためには絞りをある程度絞ること。これによってフリンジ発生をある程度抑制できるのだと知りました。
できてしまったフリンジをどうするか。調べてみたところ、Lightroomを使って簡単に消すことができると分かりました。
こちらのサイトが分かりやすかったので参考にさせていただきました。ありがとうございました。
Lightroomでフリンジを消してみよう
Lightroom(以下Lr)を使い始めてからまだ1年も経過していません。特定の機能しか理解していないので、問題に直面する度に新しい知識を吸収しています。
私の解説は、初心者が自身を納得させるための解説ですので、上級者は生暖かく見守ってください。
では行ってみよう!
パープルフリンジってこんな感じ
スクショなのでとても分かりにくいですね。
紫や緑のフリンジの撃退法
1:絞って撮影
「そんなこと言ったってしょうがないじゃないかぁ」というえなりかずき状態の方は――
- Lrのレンズ補正→プロファイルの「色収差を除去」にチェック
- Lrのレンズ補正→手動のフリンジ軽減のスライダーを動かす
- Lrのレンズ補正→手動のフリンジ軽減のピッカーを使う
2で大抵のフリンジは消えるという情報だったのですが、今回はビクともしませんでした。3で大幅に解消、あと一歩ってところで4を使ってみましたがうまく使いこなせませんでした。
というわけで、今回は3の方法をメインに使っています。
今回はこの写真
前者は補正前、後者は補正後
ウインドウがあったりなかったり統一感がなくてすみません。
記事のトップに使った、公園の写真です。
前者は紫のフリンジも緑のフリンジも沢山ある状態。後者はフリンジ軽減のスライダーをいじくって(次項参照)フリンジを消しました。
フリンジ以外の場所には何も影響がない様子で安心。
拡大して見てみよう!
まずは画像の中で最もフリンジが気になる部分を拡大表示し、スライダーを動かします。
スライダーの動かし方のお作法は分かりません。
- それぞれの適用量をある程度まで動かして(フリンジが薄くなる)
- 色相スライダーの右のポイントを右にずらして適用量を右に
- これを何度か繰り返す
カンストしてもまだフリンジが残ってる場合は左のポイントも動かしましたが、ちょっとよく分からない。操作後半になって少しずつ「お、こういうことか?!」と理解しそうになったのですが、説明できるほどではありません。ごめんなさい。
撮影時に気をつければ軽減できる
明るい背景に暗い物を写した際に起きる現象だそうです。そういったものを写さなければいいんですが写したいから仕方ないよね。光が透けたり、光を遮ったりする写真が好きなので、どうにもなりません。
折角明るいレンズを使うなら、フリンジが出ないぐらいに絞りを絞って撮影するのがベターですね。
どうしても開放で撮りたかったらRAWで撮っておいて、あとから処理をするっていう感じでしょうか。
以上、初心者が行き当たりばったりでフリンジを撃退する方法でした。