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横浜に雪が降りました。朝起きて町並みを見ると、いつもどおりまだ薄暗く、しかし家々の灯りのまわりが少しだけ明るいのは、雪が光を照り返すせい。

屋根にも道にも、雪が積もっていました。しかしそれ以外は、いつもの風景。朝焼けの色に変化がでるかもしれないとカメラを準備しましたが、今朝はいつもどおり。

雪が積もる朝

夜明け前

PENTAX KP 50mm 1/90sec f/6.7 ISO25600

PENTAX KP 50mm 1/90sec f/8 ISO280

だからカラスもいつもどおり、庭の前に立つアンテナに降り立ちました。でもきっと彼らはいつもとは違う白い景色を見て、何かを思ったに違いない。天敵に見つかりやすい白色を見て、策を練ったかもしれません。

PENTAX KP 250mm 1/350sec f/5.6 ISO1100

全てを「いつも」に戻すのは太陽

雪道

PENTAX KP 50mm 1/90sec f/22 ISO560

出勤前の夫とともに、ご近所さんと協力して雪かきをしました。家の前の細い道は、坂の下に住む人たちが駅に向かうための重要ルート。しかし我が家の目の前は建物のせいで陽射しが遮られ、雪が溶けにくい場所。ここを凍結させまいと、せっせと雪をどかします。

斜向いに住むおばあちゃんは最近膝が悪いとききました。日当たりはいいけれど、雪が溶けるまで家から出られないのは気の毒だから、彼女の家の前と駐車場、お勝手口からの短い階段も雪かきします。

残雪

PENTAX KP 50mm 1/180sec f/9.5 ISO200

昨晩は雪国に住んでいると間違えられるほど雪が積もっていた木の枝も、すでに雪はまばら。

朝の低い太陽が持つパワーは凄まじく、私たちの暮らしを「いつもどおり」に戻していきます。

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 WEBコンサル・マーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトの運営を指揮。DigitalCameraWorldの認定フォトグラファー。 現在は2社5メディアの進行管理をしながら文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。