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mac mini用のドッキングステーション、買ったよね? いくつ買うの、ドッキングステーション。

一体いくつドッキングすれば気が済むの?

今回私(@saosaoyamayama)が購入したのは、持ち運べるタイプのドッキングステーションです。

「MacBook Airに外付けディスプレイを2枚接続してみよう!」という試みの中で必要になり、購入しました。

ちょうど最近クライアントのオフィスで仕事する機会がありまして、今回のドッキングステーションには2ヵ月間×週1日お付き合いいただきました。結論としては……。

あると安心、でも常時接続はストレス。

こんな人の役に立ちたい

USBハブは心もとないけれど、ガチのドックは邪魔になるからコンパクトなドッキングステーションが欲しい人。

ではでは所感を。

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ORICO 10-in-1 ドッキングステーション概要

ORICO 10-in-1 ドッキングステーション
ORICO ドッキングステーション

ORICOという中国のメーカーが製造しているドッキングステーションです。

USB-CやUSB-Aといった基本的な接続ポートに加え、SDカードやLAN・HDMIポートまで備えた万能手。

ただ、実は私、間違えて買ったんですよね。LANポートは必要なくて、3.5mmのイヤホンが挿せるタイプが欲しかった……。まあいいや。

サイズは比較的コンパクトですが内部にはM.2タイプのSSDが装着できて、さらにファンまで内蔵。コンパクトさでいえば薄っぺらいUSBハブには負けるけれど、持ち歩きが苦にならないサイズではあります。

補足

M.2はSSDの規格で、M.2スロットがある機器に挿して使います。

M.2 SSDはかなり小型で、カロ○ーメイトを潰したぐらいのサイズ。

私はAmazonで口コミを確認して買ったんですが、使ってみて「皆さまのおっしゃる通り……」と激しく同意しました。100点満点は獲得し得ないんですが、折り合いを付ければ十分使える製品です。

ORICO 10-in-1 ドッキングステーション外観と内容

ORICOドッキングステーションのポーチ
ストレージバッグ

ORICO 10-in-1 ドッキングステーションの本体および付属品について。

  • ドッキングステーション
  • M.2ヒートシンク・ケース・ネジ
  • USB-C(10Mbps)ケーブル 
  • ストレージバッグ

こんな感じです。

製品・付属品

ドッキングステーションの中身
画像中央の箱がドック本体

「ORICO」の名が入った横長の箱がドッキングステーション本体です。サイズを測ってみました。

  • 縦:6.5cm
  • 横:13.5cm
  • 厚み:3cm弱

手持ちのiPhone13 miniを乗せてみたらピッタリだったので、iPhone13 miniぐらいだと思ってください。

右にあるのがUSB-Cケーブルと、M.2 SSDのケースです。ケースを留めるネジもあったはずなんだけど……どこやったっけ。

キャリーバッグ

キャリーバッグの持ち手
持ち手がちょっとカワイイ

ストレージーバッグ(ポーチ)のファスナーの持ち手はラバー仕様。ORICOの文字が結構カワイイっすね。

ドッキングステーションのキャリーバッグの中
クオリティは中の上

開いてみました。左側にドッキングステーションを収納して、ゴムバンドで固定。片手で取り出せないぐらいしっかり固定してくれます。

右側にはメッシュのハーフポケットが1つと、覆い被さるように小さいポケットが1つ。

残念ながら、このポケットに厚みがあるものを入れたらファスナーが閉まりません。SDカードや剥き身のM.2 SSDとか(入れないね)、薄い物なら大丈夫です。

ドック収納側には少し余裕があるので、ドックとUSB-Cケーブルをまとめて収納できます。

なお、ストレージバッグの内側は柔らかい布素材なので、ドック本体に傷が付くリスクは低いと思います。ただしクッション性はほとんどありません。気になる人は薄いスポンジでも挟んでおくとよいかも。

ORICO 10-in-1 ドッキングステーションの装備・機能チェック

ORICO 10-in-1 ドッキングステーション
斜めから撮影すると、なんかめちゃくちゃカッケー

通信速度などには詳しくないので、公式情報や先人のご意見などを交えつつ、ドッキングステーションの装備や機能を紹介しますね。

なお上の画像でドック側面に写っている3本の溝は排熱口です。

ドッキングステーションを開けてみよう

ドッキングステーション内部
SSD格納庫

ドッキングステーションのフタはマグネット固定です。ネジ止めされていないので、すぐ外れます。

ストレージバッグに入れずに持ち歩く時は要注意ですね。お弁当箱のゴムバンドで巻いておくといいと思う。

フタを外すとM.2型のSSDを格納するスペースがあります。SSDは最大4TBまで拡張できるそうです。M.2 NVMe・SATAどちらも対応しています(私はNVMeしか使っていません)。

フタの裏にはSSDの装着手順が書いてありますね、親切。

M.2スペースのお隣には冷却ファンが埋まっています。外からは見えません。高速転送でホカホカしたら、ファンをぶん回して排熱口から放出するわけですね。

補足

NVMeはSSDの接続タイプです。

対抗馬のSATA接続と比べて高速ですが、その分発熱があり、電力消費も高いのが難点。

m.2差し込み
ヒートシンク装着(実は中身空っぽ)

ヒートシンクを使うとこのような感じになります。

ヒートシンクは2280サイズのM.2 SSD用ですが、M.2のスロット自体は2230・2242・2260にも対応しています。

2280以外の人は冷却ファンの力を信じてがんばりましょう。

補足

ヒートシンクはアルミの板みたいなもので、SSDの熱を冷ます役割があります。

ポートは2面分

ドッキングステーションのポート SD側
あると嬉しいSDカードスロット

冷却ファンを左に置いた時のポートがこちら。

PCとの接続性がよろしくない一眼レフを使っている身からすると、SDカードスロットはマジで助かります

転送速度なんて構うモンか、読み込めればOK。と思っていましたが、先人の口コミによるとSDカードの転送速度が100Mbps近く出るようです。SDカードをケチらなければ、それなりの速度は出そうですね。

SD・TFカードは同時使用もできるとのこと。TFカード、使わないけれど……。

カードスロットの右にはUSB-A×2つ・USB-Cが並んでいます。それぞれ微妙に違うんですが、私はポンコツなので速度を気にせず適当に使っています。そうせざるを得ない理由もありまして(後述)。

電源やディスプレイなどはコチラ

続いてファンを右に置いた場合の側面ポートです。

LANとHDMI! 豪華っすね〜。HDMIは4K画質までサポートしています。リフレッシュレートは60Hzなので、ガチゲーム勢でもない限り平和に暮らせるのではないでしょうか。

LANは使ったことがありませんが、HDMIは使いました。使えました(当たり前)。

先人の口コミで、本体が発熱し始めるとHDMIが仕事を放棄するような記載がありました。おそらく個体差もあると思います。

右半分はUSB-A・USB-C×2つが並びます。このドッキングステーションはバスパワー方式なので、ドック単独の給電は必要ありません。ノートPCを充電しつつドックを使う場合には、PDがあると助かりますね〜。

ORICO ドッキングステーションの良い点・悪い点

悪いっていうほど悪いことはないんですが、気になる点はポツポツあります。

良い点
  • SSDが持ち歩ける
  • ケーブルがしっかりしている
悪い点
  • 時々反応しなくなるポートがある
  • ファンの音にびっくりする

良い点

持ち歩きが苦にならないサイズと、そこにSSDを突っ込めるっていうのが私的にご贔屓ポイントです。

ただ、メイン機Mac miniのドックに入れているM.2 SSDを外すのが面倒で、実際に持ち出したのは1回きりなんですが……。

それと、付属のUSB-Cケーブルが結構頑丈にできています。これは嬉しい。

据え置きのドッキングステーションは別として、USBハブやポータブルのドッキングステーションはケーブルの抜き差しが頻繁になりがちです。それに「ちょっと邪魔」とかいって手の甲でズンと退けたりしませんか? 私は乱暴なので、します。

そうするとケーブルに負荷がかかってしまうわけです。

ORICOのドック付属のケーブルは、ちょっとやそっとじゃダメにならなそうな質感です。そのため安心して乱暴に使えます。なお「ダメにならなそうな質感」であってダメにならないとは言っていません

悪い点

致命的っちゃ致命的なんですけど、時々使えなくなるポートがあるんですよ。BLEACHのアスキン・ナックルヴァールも「致命的だぜ」って言っています(言っていません)。

ケーブルを接続しても機器が動かない。機器の電源を入れ直しても動かない。別のポートに差し替えたら動いた! みたいな。だから接続速度うんぬんでポートを使い分けることなんてできません。

正直に言うと「時々」ではなく毎日でした。左手キーボードを接続するとLEDが光るはずなのに光らない! あと、前の日に接続したままだった機器が、翌日は動かないとかね。

特定のポートがポンコツなわけではなく、別のポートがポンコツになることもあるし、持ち回り? 輪番制? 

輪番制でサボってんの? 許せん。

あと、内部温度が一定以上になるとファンが回って排熱を促します。でも、それほど発熱していないにもかかわらず、何なら朝接続した時点でファンが回るんですよね。

出先で使っているMacBook Airはファンレスなので、聞き慣れないファンの音に「何奴っ!」って刀を抜いてしまいます。

ちなみに、このドッキングステーションは結構熱を持つ印象です。SSD接続していない時でも、思いのほか熱くてびっくりしました。

そんなに働かせた覚えはないけど!?

仕事の質にムラがあるけれど基本優秀なドッキングステーション

ORICO 10-in-1 ドッキングステーション
見た目もいいしね

このドッキングステーションを常時接続で使おうって気にはならない、というのが結論です。挙動が不安定なのでストレス溜まる気がします。

でもコンパクトだしポーチも付いているので、外出先に「とりあえず」で連れて行くには最適解。

薄っぺらいUSBハブのほうが軽くてコンパクトですが、あれってケーブルが取り外せないうえに短くてね……。その点付属のUSB-Cケーブルはそれなりの長さがあって丈夫だし、別のケーブルを使ったっていい。

もちろんドック自体のポートはたくさんあって、いざという時に困りません。

週1回のクライアント往訪では、iPadを外部ディスプレイとして有線接続で使っていました。MacBook AirのUSB-Cポートは2つしかないので、iPadと電源だけで満員御礼です。でもこのドックを持参していたおかげでポート不足はなし。

また、うっかりUSB-C-Ligtningケーブルを忘れてしまった日がありましたが、ドック側はUSB-Aが使えるのでA-Ligthningケーブルを借りて接続できました。

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 デジタルマーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトのコンテンツ制作を並行指揮した経験を持つ。 現在は企業の人材育成コンサルやメディア進行管理をしながら、グラフィックデザイン・文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。 DigitalCameraWorld認定フォトグラファー、臨床検査技師。