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iPad miniという神おもちゃを手に入れた私(@saosaoyamayama)です。

何が楽しいって、やっぱり手書きで気の向くままにメモできる点ですわ。

ただ……Notionと手書きって今のところ相性が良くない。

今回その突破口を開くことができました。ノートアプリじゃなくてもできるんだZE!

なぜか話題にならないMiro

miroはワイヤーフレームに最適

miroです。オンラインホワイトボードっていうんですかね。

Webサイトのワイヤーフレーム作りで使い始めました。なんてったって独学野郎なので、AdobeXDとか必要ないし、基本的には無料アプリで済ませたいので……。

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ワイヤーフレームについては、リンクを取得してNotionに埋め込めたんですよね。

手書きについては、必要に迫られなかったのでまったく使ったことがなかったんですが、これだってリンクを取得すれば埋め込めるのでは?とずっと思っていました。

まずは挙動をご覧くださいませ

上がmiro(ブラウザ版)で、下がNotionに埋め込んだmiroです。

miroでカーソルを動かすと、Notion側が反応して名前付きカーソルが動くことが分かります。

18秒あたりから手書き検証です。ほんの少しラグはあるものの、ほぼリアルタイムで手書きが反映されていきます。

余計なアクションが不要なのがmiroの強み

Notionと手書きメモの連携方法を調べていたら、ノートアプリのデータを画像として書き出してNotionに埋め込むものが大半でした。

リンクで埋め込む場合でも、更新のひと手間が必要。あとは投げ輪ツール的で手書き部分をコピーしてNotionに貼り付ける。これもやっぱり更新のたびに貼り付け直さないといけない。

miroは一度リンクを貼り付ければ終わり。miro側でデータが更新されればNotion側も勝手に更新されます。

動画はPCで収録していますが、iPad miniだったらmiroアプリがあります。 もちろん勝手に保存されます。

スマホのmiroアプリもあります。無料ですよー!

Miro: online whiteboard
Miro: online whiteboard
開発元:RealtimeBoard Inc.
無料
posted withアプリーチ

Notionにmiroを埋め込む方法

手書きメニュー
手書きはペンのマークから

プロジェクトを立ち上げたら、ペンのマークを押すことで手書きモードに移行するようです。

手書きが終わったら一旦ホームに戻りましょう。左上の「miro」のロゴを押せば戻れます。

共有メニューからリンク取得

共有メニュー
プロジェクトがカード形式でズラリと並んでいます

手書きデータのプロジェクト右上にある「…」を押します。

メニューが開くので「Share」を選択。

リンクを取得
閲覧可能にセット

データの共有ステータスを「誰でも閲覧OK」にする必要があるので、万が一を考えて重要なメモは避けておきましょう。

ちなみに無料プランでは「Can view」と「No access」しか選べません。

これを「Can edit」にした場合、Notionから直接編集できるんでしょうか……。

まあいいや。青いボタンでボードリンクを取得します。

Notionに埋め込む

Notionにはmiro用の埋め込みメニューがあります。

先ほど取得したボードリンクを貼り付けて「Miroを埋め込む」をクリック。

ボードを表示させる

プロジェクト名が表示され、手書きデータは表示されません。

ちょっと焦るんですがご安心を。

See the board」をクリックすれば、右側のキャプチャのように手書きデータが表示されます。

描画可能エリアがめっちゃ広いものの「ノート」ではない

描画エリアの広さ
これよりさらに広いです

ノートアプリのような使い方を求めている方にはフィットしません。

とにかく書き殴ってNotionからいつでも参照できるようにしておきたい方は、活用してみてください。

ページはないけれど、描画できる面積がめちゃくちゃ広くて、Notion上で任意の場所を表示させることも可能

説明が難しいんですが、とにかく使ってみれば分かります。

ちなみに、リアルタイム更新できなくてもサクッと画像として挿入できればいいですよーという場合、Macの「フリーボード」からのコピペが(私的には)神です。

選択してコピペするだけでNotionに画像として貼り付けられる手軽さ。3分クッキングなんて目じゃないスピードです。

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 デジタルマーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトのコンテンツ制作を並行指揮した経験を持つ。 現在は企業の人材育成コンサルやメディア進行管理をしながら、グラフィックデザイン・文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。 DigitalCameraWorld認定フォトグラファー、臨床検査技師。