昨年は誕生日に託けて北海道旅行をしましたが、今年はそうも行かず、でもこう何か自分へのご褒美となるものがないか考えました。
私(@saosaoyamayama)のご褒美、それは「家事をしない生活」です!おお、クズの鑑。というわけで実は3月中にも実行をした「近所のホテルステイ」を少し長めに実施しました。
今回お世話になったのは、横浜駅西口にある「HOTEL PLUMM」です。
今回は、このホテルに滞在してみての所感や気になったところ、良かったところなど色々と書いていきます。
残念ながら一眼レフカメラは持ってきていないので、写真は全てスマホ撮影で生々しいです。
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HOTEL PLUMMは西口らしからぬ落ち着いた場所にある
横浜に住んでいる人ならおそらく感じるであろう「東口と西口の格差」。格差というと少し違いますが、西口は東口に比べるとごちゃっとしていて騒がしい雰囲気があります。
ですが、この地図の下の方に限られたことであって、ホテルがある北幸エリアは多少落ち着いています。
駅から5分と書かれていますが、この土地に馴染みがない場合はもう少し見積もった方がよろしいかもしれません。
一番の難関は横浜駅構内からバスターミナルに出るまでだと思います。日本のサグラダファミリアです。
今回泊まった部屋
HOTEL PLUMMはデザイナーズルームが売りのお洒落ホテルです。
というわけで私が選んだのは「デザイナーズ デラックスセミダブル16㎡」。シモンズの120cmベッド設置のデザイナーズルームです。ちなみにデザイナーズではない部屋もあります。
部屋の広さ
16㎡ということですが、ちょっとよく分かりません。ビジネスホテルとしては特別狭いわけでも広いわけでもない、という感じがしました。
大きなスーツケースを持ってきたとしても、部屋の奥には十分なスペースがありますので、荷物を広げられます。
写真の右端にラダー状の物体が写っていますが、これより手前が廊下になっていて、右手にユニットバスがあります。
ユニットバスはビジネスホテルらしいコンパクトサイズでした。お洒落さは求めない方が良いでしょう。
ベッドはセミダブル
定員2名の部屋ですので枕も2つ。ただ、2人で寝るにはちょっと狭いですね。
お子さんと2人とかであれば問題ありませんが、大人2人で心地よく過ごすならツインかダブルをお勧めします。
電源環境
まずベッドのボードの上にあるのが通常の電源とUSB電源ですね。最近のホテルではUSB電源を設置するところが増えました。
ボードまでの高さがあるので、ケーブルの長さは少し長めのものを用意した方が良さそうです。私はモバイルバッテリー用の短いケーブルを持っていって後悔しまくっています。
コチラはお部屋に入って右手にあるデスク兼お茶エリアにある電源スポットです。
2つの電源とLANポートがあり、マルチコネクタ・Lightningのケーブルはこれらとは別のところから電源を取っているようです。
あとは壁際と洗面所に電源があります。
ルームウェア
真っ白なワンピーススタイルです。汚れを気にしてしまいますね…。
用意されていたものについてはサイズバリエーションはありませんでした。サイズ表記もありません。
178cmの私が着ても膝が隠れるくらいの長さがあります。ただワンピースタイプですので、足元が冷える方はレギンスか何かがあった方が良さそうですね。
HOTEL PLUMMのアピールポイント
誰かにホテルプラムをお勧めする際に絶対に伝えたいポイントは以下の通り。
- テーブルと椅子
- お茶セット
- 冷蔵庫(の中)
- エアコン
- 製氷機
- お掃除とアメニティ
それぞれ説明しましょう。
テーブルと椅子は引きこもりステイに必須
以前から、何もしないけれどホテルに滞在する「おこもりステイ」というものが流行っているようですが、私の場合は引きこもりステイです。
引きこもりステイをするにあたって重要になるのが、作りつけの机と椅子ではなくちょっと寛げる机と椅子です。
ビジネスホテルを選ぶにあたり、ここだけは妥協しません。実は今年3月にも引きこもりステイをしていますが、その時はソファがある部屋でした。
コチラはダイワロイネットホテルのレディースルームです。
仕事をするなら作りつけの机でも良いかもしれません。でもブログを書いたり調べ物をしたり、ちょっとリラックスしながら作業がしたい時、作りつけの机だとちょっと、と思っています。
また素泊まり前提ですのでコンビニで夕飯を買ってきて室内で食べるわけですが、やっぱり作りつけの机だとちょっと、と思います。
お風呂に入る前に少しリラックスしたいと思った時、ベッドしか居場所がないというのもちょっと、と思います。
というわけで、ソファやリラックスできる椅子と机がある、という条件は譲れません。
ちなみに、ホテルの公式サイトの写真ではこれらの設置状況がよくわからない場合があります。画像検索しまくるか、直接ホテルに問い合わせてみましょう。
ビジネス向けシングルでは設置されていないケースが多いようです。
お茶セット
- ドリップコーヒー
- 紅茶
- 煎茶
- スティックシュガーとパウダーミルク
どこのホテルでもお馴染みになった電気ケトルと食器、トレイまで白で統一されていました。
ドリップコーヒーがないホテルも結構あって、しかも砂糖とミルクがあるっていうのはなかなか珍しいかもしれません。とても嬉しいです。
冷蔵庫
一般的なワンドアの冷蔵庫が設置されています。なんとその中にはミネラルウォーターが2本も!ありがたいですね。
外出メインの宿泊であれば、飲み物を買い込まなくてもこれだけで足りるかもしれません。
エアコン
1部屋に1台、エアコンがあるんですね。個別空調と謳っていても「ホントか?」っていうことが割とあります。温度調整が3段階しかなかったりね。
でもエアコンだったら、自分好みの温度と湿度で過ごすことができます。引きこもりステイには最適です。
ちなみにホテルプラムはカードキーなので、所定の場所にキーを差し込まないとエアコンが動きません。
エアコンが全然動いてくれないなあと思ったらカードキーの差し込みが緩かった、ということもありますのでご注意を(私か)。
製氷機
今回宿泊した9階のエレベーターホール近くに製氷機がありました。ホテルって当たり前のように製氷機があるの?
実はダイワロイネットホテルに泊まった時のこと。氷たっぷりの麦茶を常に飲んでいたいというわがままを突き通すために氷を買って部屋に入ったのですが、ワンドア冷蔵庫だったので氷が全て溶けてしまうということがありました。
製氷機が設置してあれば、取りに行く手間はあれど買い込む必要はないですよね。
お掃除とアメニティ
コロナの影響で増えた「テレワークプラン」、私も検討しました。その中でかなり多かったのが「滞在中掃除はしません、ゴミ回収もありません」みたいなヤツ。
アメニティの補充はフロントへ、掃除して欲しかったら追加料金、ですね。だけどホテルプラムは違いました。
たぶん「掃除」をお願いしてしまうと別料金だと思いますが、意思表示をしない場合はゴミ回収とタオル交換、ルームウエア交換をしてくれます。お茶セットも補充してくれましたし、これで十分です。
アメニティについては、チェックイン時に3泊分をまとめて受け取りました。ドクターシーラボのメイク落としと洗顔、オールインワンクリームでした。
ちなみにシャンプーやボディソープはローラアシュレイ。ローズ系の香りが苦手な人は別途用意した方が無難です。
滞在するための部屋選び
観光のための宿泊であれば「寝られれば良い」かもしれません。でも滞在することが目的の「引きこもりステイ」の場合、部屋の中でいかに快適に過ごせるか、が成功の鍵となります。
食事の調達が面倒ではない立地
ホテル選びで必ず確認するのが、コンビニまでの距離です。できればホテルの並びにある、ホテルの向かいにある、ホテルの中にあるのが理想的。
ホテルプラムの場合は、ホテルの並びにあります。出入口から約20秒というところですね。またその隣にはジョナサンがあるので、ジョナさんのテイクアウトも利用しました。
価格
当たり前ですが、1泊の料金が高過ぎれば連泊できません。今回は3泊しましたが、合計で14,200円。1泊5,000円以下ですね。
ソファ(椅子とテーブル)付きの部屋、というこだわりがあると少し値段が上がってしまいますが、それでもこの値段は安いです。
ダイワロイネットの時は1泊6,000円くらいだったかなと思います。それだって安い。
これがあると便利かも
ホテルプラムに限らずですが…。
まず延長ケーブルですね。作りつけのデスクでパソコンを使う分には必要ありませんが、そうでない場合は延長ケーブルを持ってくるべきだと痛感しました。
チェックイン前に近くのバンドスタジオでちょっとしたレコーディングをしたためパソコンを酷使してしまい、即バッテリー不足に陥りました。
でも電源ケーブルの長さが足りず、部屋に入るなりいきなり模様替えをする始末。
またHDMIケーブルを持っていくと幸せになれます。液晶テレビをサブディスプレイとして使うことができます。
また映画を見る場合も、ちょっと長めのHDMIケーブルを持っていると幸せになれます。今回はAmazonプライムでPSYCHO-PASS3 FIRST INSPECTORをみました。
少し気になったところ
私自身あまり清潔さにこだわるタイプではないので、某口コミサイトにあるような細かな部分は気にしていません。
ですが「これは、うーん」と思ったのが2つ。偶然今回この部屋に限り、ですからね。
まずお茶セットの上にアメニティのヘアゴムが置き去りになっていました。コチラは本来個包装になっていて洗面所に置かれています。ですが袋から出た状態でトレイの上に置いてあったんですね。
翌日お掃除の方に置き手紙をして、回収していただきました。
もうひとつ。今どこのホテルも洗面所のコップは「消毒済み」みたいな袋に入っておかれていますよね。別にそこまでしなくても、といつも思っていたのですが…。
今回のお部屋にあったコップ、底の方に白い塊がパッとみてわかる程度に張り付いていました。まあ、歯磨き粉でしょうね。
こういうご時世なので、人によっては「キィぃぃぃぃ!」ってなるポイントかなと思います。
もう一度泊まりたくなるHOTEL PLUMM
そうですね、もし今回くらいの価格で宿泊できるのであれば、是非もう一度泊まりたいです!
ただ、横浜駅徒歩圏のホテルとしてこの価格で宿泊できるのは今だけだろうなと思います。
次回は朝ごはんも食べたいですね。かなりお洒落な朝ごはんが食べられるレストランがありますよ!