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ツーリングサポーター×原付50cc使用レビュー|50ccで遠出するライダーに激しくおすすめの神機能あり

最近パソコン関連のガジェットを買うより、バイク動画を見漁ることに全力を注いでいる私(@saosaoyamayama)です。

以前のポストで、RAM MOUNTSに古いiPhone SE(初代)を取り付けてナビとして使っていますよ〜とお話ししました。

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今回はマウントではなく、ナビそのものについての記事です。ツーリングのために作られたナビアプリ「ツーリングサポーター」を、50ccカブ散歩視点でレビューしますよ!

50ccで遠出するアグレッシブなライダーさんには激しくオススメしたいアプリでございます。

  • そもそもツーリングサポーターってなんぞ?
  • 課金すべき?
  • なぜ50ccライダーにオススメなのか
  • メリット・デメリット

このあたりについてサクッとまとめておりますよ〜。

※本記事はPRを含みます。

ツーリングサポーターはこんなアプリ

ツーリングサポーターでできること

ツーリングサポーターはその名のとおり「ツーリング」特化型のナビゲーションアプリです。

ツーリングサポーター 原付バイク〜大型バイクまで使えるナビ
ツーリングサポーター 原付バイク〜大型バイクまで使えるナビ
開発元:NAVITIME JAPAN CO.,LTD.
無料
posted withアプリーチ

無料版で使える機能としては、以下の2つが挙げられます。

  • ルート検索:出発地〜経由地〜目的地を設定してルートを作る
  • ライドモード:ルートを設定せずリアルタイムで案内する+走行ログ記録

ルート検索だけなら無料で使えます。またルート検索するほどではないけれど、交差点が不安……なんて時は「ライドモード」が便利。リアルタイムで現在地が更新されていき、交差点に近づくと交差点の情報が拡大表示されます。

じゃあ何が有料なのかというと、ナビゲーションアプリの「ナビ」の部分。そうです、音声案内は有料なのです。

  • 音声案内:検索ルートに沿った音声案内
  • ルート保存:検索ルートの保存・編集

検索したルートをアプリ内に保存しておくのも有料です。当然保存したルートを編集するのだって有料です。他にもマスツーリングなんちゃらとかいろいろあるんですが、大きな機能としては上記ですね。

まとめると……。

ナビゲーションアプリとして使うなら課金しようZE。

ただ、スポット検索で使うにはちょっと弱いので、Google Mapとの併用が一番オススメかな!

ツーリングサポーターの目玉は「排気量別ルート表示」

ツーリングサポーターの排気量区分

ツーリングサポーターの特長として挙げられるのが「排気量別ルート表示」です。私は当然ながら「50cc以下」を選択しています。

こうすることで、まず自動車専用道路に案内されることがなくなりますし、一部立体交差で原付が通行できない箇所なんかも適切に案内してくれるので、「入っちゃいけない道路に入ってしまう」リスクが低減できます。

※「リスク低減」という歯切れの悪い書き方をしているのには理由があります。後述

50ccライダーにツーリングサポーターをプッシュする理由

50ccライダーさんで、ナビゲーションアプリを探しているなら、ぜひ一度「ツーリングサポーター」を使ってみてほしいです。

「無料で使えるGoogle Mapで十分」と考える方が大半だと思うんですが、いやいやいやー! 運転に自信がない人には特におすすめしたい。その理由は以下の通りです。

50ccライダーにツーリングサポーターをプッシュする理由
  • 50ccをサポートする唯一のナビアプリだから
  • 2段階右折を音声でサポートしてくれるから
  • 2段階右折を極力避けたルートが検索可能だから
  • ルートアレンジで2段階右折地点が可視化できるから

50ccをサポートする唯一のナビアプリ

スマホで使えるナビアプリは複数ありますが、その中で50cc以下の原付をゴミカス扱いしない人権を認めてくれるナビアプリは、ツーリングサポーター一択です!

無料で使えるGoogle Mapは、基本的に車のルートが表示されますので、原付が自動車専用道路に案内されてしまうってのはよくあるお話。

比較的新しい「MOTTO GO」はバイク専用ナビアプリですが、なーんとなんと……排気量区分別のルート案内は、原付1種(50cc)対象外!

はァ? 舐めてんスか? ペロペロっすか?

ツーリングサポーターは50cc以下の原付(やチャリンコ類)に対するフォローが広辞苑並みに分厚いので、50ccライダーの中でも遠出に慣れていない人にはマジでおすすめしたい。おすすめしないと地獄に落ちると思っているレベルでおすすめ。

2段階右折の案内をサポート

ツーリングサポーターは「2段階右折」の案内をサポートしています。これって他にない……よね。

リトルカブで走るようになって気付いたんですが、2段階右折禁止(or 2段階右折しなさい)の標識って結構見逃します。木の葉が垂れ下がって隠れて見えにくかったり、駐停車している大型車のせいで見えないこともありました(実体験)。

なので、知らない道、通ったことがない道を走っている時、音声で「50m先、2段階右折地点です」と案内してもらえるのがめちゃくちゃ助かる!

といっても音声案内は有料版ユーザーだけが使える機能なので、2段階右折に自信がない方には有料版をオススメします。

2段階右折をできるだけ避けたルート検索が可能(これが神)

私がツーリングサポーターを愛用している一番の理由。それが「2段階右折をできるだけ避けたルート検索が可能」だからです! えっ、もうそれは、神機能通り越して頭オカシイ……。

2段階右折って結構奥が深くて、ただ単に「直進して止まって右向いて直進」するだけじゃダメなんですよね。例を2つ挙げておくと……。

下の図は、三車線道路(横方向)の第一通行帯からの2段階右折について書いています。

まず図の左。待機車線が3つあると、どうしても50ccは第一通行帯に入ってしまいがちなのですが……。待機車線に右左折専用信号がある場合は、左折する車にクラクションを鳴らされるかもしれません。もちろん右折専用レーンの前で待機したら右折車にクラクションを鳴らされるかも。

でも、待機場所で方向転換する前に右左折専用信号まで確認する余裕はナイんスよ……。これが正直なところ。今までは運良くこのパターンに遭遇していませんが。

図の右の例は、まず待機場所がめちゃくちゃ薄い。狭いというより薄い。サラダ煎餅ぐらい薄い。でも2段階右折禁止の標識はないし、待機場所が「ナイ」とは言いきれないので、フツーに考えて2段階右折の対象です。

2段階右折にビビっていた時期だったので、Googleのストリートビューで交差点周辺をあらかじめ確認していたら……、あれ、待機場所に入って正面を向くと……直進禁止の標識があるじゃんっ! 下調べしておいてよかった……。よって、この交差点では小回りしています。

あと、好奇の目もありますね。第一通行帯で右ウインカー出しながら直進して、方向転換するワイに向けられる好奇の目。「2段階右折wwwww」ってあちこちの草むらから草がわっさわっさ揺れる音がします。

こんな理由から、できるだけ2段階右折はしたくないんです。

ツーリングサポーターでは、50cc区分を選択するだけで勝手に「2段階右折回避ルート」を検索してくれるんですよ! 2段階右折を回避することで大幅に到着時刻がズレてしまう場合は通常ルートで案内するそうですが、そうじゃない場合は2段階右折を極力避けたルートを提案してくれます。

それプラス、「細道回避」をオフにしておくと、巨大な国道ばかりではなくイイ感じに細道も織り交ぜてくれて、交通弱者50ccもそれなりに走りやすくなりますよ。

ルートアレンジで2段階右折地点を可視化できる

ツーリングサポーターの2段階右折回避ルートは「絶対に2段階右折を回避」してくれるわけではありません。「このルートに2段階右折があるのかい、ないのかい、どっちなんだい」って時、便利なのが「ルートアレンジ」です。

ルートアレンジは、検索したルートを細かく変更できる機能でして、有料会員のみが利用できます。で、これの何がスゴいかって……。

ルートアレンジ場面に切り替えてルートを追っていくと……2段階右折が必要な地点には2段階右折の標識がイラストで表示されるんですよね! こ、これはスゴいぞ……。走る前にわかるっていうのはメチャクチャ心強いですな!

ルートアレンジ

これが実際の画面です。ルートを検索したら右下「ルートアレンジ」ボタンを押します(画像左)。すると、ルートに沿って白丸がいくつも表示されるんですね。それと同時に、2段階右折が必要な交差点には何と、2段階右折のマークまで表示される!(画像中央)

この交差点、川崎市の塩浜交差点なんですが、ここは2段階右折が比較的やりやすい交差点です。でも「2段階右折したくないなー」って場合は、交差点付近にある白丸を一つクリックしたまま、横道にドラッグ・ドロップしてみましょう。そうすると、迂回路を作ってくれます(画像右)。

自信がない人は有料版がオススメ

私は今のところ、ツーリングサポーターの「プレミアム会員」です。

ツーリングサポータープレミアム会員の料金
  • 月額:600円/月
  • 年額:5,700円/年(ちょっとお得)
  • トライアル:1ヶ月無料

1ヶ月600円って安くはありませんよね〜。

  • 50ccで遠出したことがない
  • 2段階関連に不安がある

こんな方は、まずツーリングにたくさん行けそうな月を狙ってトライアルを開始しましょう。土日休みの方なら1ヶ月で8回ツーリングに行けますね。8回も使えば、大体良し悪しがわかるはず。

安心してツーリングできるな〜と思うなら課金を継続すればいいし、無くても走れる・ナビなんて見ている余裕がない、なんて方は解約すればいい。

なお、Amazonではライセンスチケットがさらに安く手に入ります! もし私が今後ツーリングサポーターを継続で使用するなら、Apple課金ではなくAmazonでライセンス買います。

以下が1年ライセンス。AppStoreでは5,700円のところ、Amazon経由なら5,300円です。

そしてこちらが2年ライセンス。だいぶ安いぞ……2年で9,800円です。

プレミアムプラスという上位プランもAmazonでライセンス購入できますよ〜!!!

無料版を賢く使う方法|Google Mapとのコラボ

50cc以下の排気量でルート検索すると自動的に「2段階右折回避ルート」を提案してくれる、というのはもちろん無料版でも同様です。そのため、私はそろそろ以下のフローに移行しようかなと考えています。

  1. ツーリングサポーター(ブラウザ版)でルート検索
  2. Google Mapに目視コピー
  3. iPhoneのメモアプリに出力(保存)

万能そうに見えるGoogle Mapですが、実は経由地を含むルートが保存できません。前日のうちにルートを保存しておいて、翌朝すぐに出発、ができないんですよ。ただ、工夫次第で別のアプリにルート情報を保存しておくことはできます。

経由地ありルートの保存方法

ツーリングサポーターで検索したルートをGoogle Mapで再現したら、「共有」マークをクリック。そこからメモアプリにURLを送ったり、自分宛にメールで送信したりできます。上の画像は、メモアプリに保存する場合のフローです。経由地情報を保有したままでマップ情報が保存できますよ〜。

こうすることで、ルートはツーリングサポーターの2段階右折回避ルート、ナビゲーションはGoogle Mapという形で、完全無料のツーリングマップ作成ができるわけですよ!

※2段階右折を絶対に回避するルートではないため、関連標識の有無には注意しながら運転する必要はありますね。

それと、道を間違えてルートが変わってしまったら、そこからはGoogle国の法律に従うことになるのでご注意ください。不安ならバイクを道端に寄せて、ツーリングサポーターでルート検索しましょう。

ツーリングサポーターのメリット・デメリット(50ccカブ散歩視点)

湘南国際村から逗子海岸方面を臨む

ここまでに書いたことも書いていないことも含め、ツーリングサポーターのメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット
  • 50ccの排気量区分でルートが作成できる
  • 2段階右折の音声案内がある
  • ルートアレンジで2段階右折地点があらかじめわかる
  • ルート走行・ライドモードともにログが保存できる
デメリット
  • ツーリング頻度が低いと月600円はコスパ悪い
  • 衛星画像が粗い
  • ログもルートもエクスポートできない
  • 音声操作ができない
  • 経由地削除がわかりにくい

メリット

メリット
  • 50ccの排気量区分でルートが作成できる
  • 2段階右折の音声案内がある
  • ルートアレンジで2段階右折地点があらかじめわかる
  • ルート走行・ライドモードともにログが保存できる

まぁ、兎にも角にも50ccに優しいですね〜。運転慣れしていない私は、できるだけ余計なことを考えずに運転に集中したいので、2段階右折の不安や自動車専用道路に迷い込む不安が払拭できるツーリングサポーターは「安全運転」に役立つと感じています。

それとルートアレンジは数ヵ月前に実装された機能なんですが、最新機能にもかかわらず「2段階右折地点表示」までカバーしてくれるんですよ。親切過ぎて詐欺を疑うレベルじゃないですか。

NAVITIMEさんはフードデリバリーで働く方向けにもナビを作っているので、50ccも邪険にせずに扱ってくれるのでしょう。

デメリット

デメリット
  • ツーリング頻度が低いと月600円はコスパ悪い
  • 航空画像が粗い
  • ログもルートもエクスポートできない
  • 音声操作ができない
  • 経由地削除がわかりにくい

仕事が休みでも、雨が降ることが確定している時はツーリングに行かないし、いろいろと用事があってバイクに乗れない日もあります。月に1回や2回ツーリングするために600円課金するのは……コスパ悪いなぁと感じ始めています。

ただ、課金しない場合はGoogle Mapにルートを移す必要があるし、私は結構道を間違えるのでリルートした場合にGoogle Mapは信用できないんですよね〜。

Mapの衛星写真

それと「この道路は何車線だろうか」と確認したい時に、航空画像のレイヤーに切り替えるんですが、ツーリングサポーターの航空画像はかなり画像が粗いんですよ。全体的に黄ばんでいるのも気になる。そのため、あまりにも見えにくい時は、Google Mapで道路状況を確認することもあります。

あと、ツーリングサポーターは自分の走行ログが取得できるんですが、これをアプリから外に出せない仕様です。何らかの形でエクスポートできるようになるといいんですけどね〜。

ということで、私はツーリングのGPSログ取得用に「ROADSTOCK」というアプリを使っています。ツーリング開始時にSTARTを押して、帰宅したらSTOPを押す、という感じです。

ROADSTOCK
ROADSTOCK
開発元:sabitori works
無料
posted withアプリーチ

このアプリはgpxというファイル形式でログがエクスポートできるので、データを加工すれば自分の走行ログをSNSにアップすることも可能。下の画像はルートラインをGIF化したものです。

GPSライン動画
OpenStreetMapから筆者編集

作成方法は……解説します?需要があれば記事にすっかな……。

「経由地削除がやりにくい」は説明がむずかしいんですが……。たとえば「経由地Bは行かずにCに行きたい」となった場合、Bを削除しないと延々経由地Bに戻ろうとしてしまうのが、ナビのリルートの悪い点ですね。

なので経由地Bを削除して次に行きたいわけですが、その削除がちょっとわかりにくいんですよ。何が削除されるのかわかりにくくて、いつもハラハラドキドキしながら削除しています。

50ccツーリングのお供にオススメ!ツーリングサポーター

RAM MOUNT正面から見たところ

ツーリングサポーターがなかったら、50ccで遠出しようなんて思わなかったかもしれませんね……。現在は日帰り往復100km以上の距離をグルグル巡って写真を撮ったり動画を撮ったりしながら、50ccツーリングを楽しんでいます。

ツーリングサポーターは50ccでツーリングしたい人に強い味方になってくれることは間違いありません。ですが、当たり前ながら過信は禁物。右折方法違反で捕まった時に「いやいや、ツーリングサポーターがそう言ってたもん! 言ってたもん!」とか言ったってスルーされますからね。

それと、どのナビにも共通するかもしれませんが、高速道路と一般道が併走(上下含む)している場所に入る時は非常にわかりにくいですから、ナビがどんなに正確に案内してくれても自分のミスでうっかり高速道路に入らないように気を付けましょうね。

そういう道を走る予定がある時は、ぜひGoogleのストーリトビューを使って下見しておきましょう!

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