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猫は現在も生きています。悲しい記事ではありません!

*2017年2月6日、細かく記録をしていたノートを見つけたので、少しずつ手を加えています。

肺の炎症に変化なし

猫の咳が止まらず、病院に行ったくだりは前回の記事に書きました。

[blogcard url=”https://doit-myself.com/cat-kikan-kyodatsu-bad/”]

肺の炎症、「気管支炎」ということで炎症どめのお薬を飲ませたのですが。

咳は一向に治まりません。

薬の量を増やしてみたり、点滴に切り替えてみたり(したと思う)。

それでもダメで。

 

咳は日に日に酷くなるのでした。

特徴としては以下の通り。

  • アヒルの鳴き声、犬の威嚇に似た音
  • お腹がベコベコと動く
  • 常に喉が鳴っているような音がする
  • お腹から顎にかけてを床にぺたりとはりつけている

お腹がベコベコと動くのは咳のときだけではなく、咳がひどくなってからは咳き込んでいないときもお腹がべこべこしています

これは「努力性呼吸」というものです。

頑張らなければ呼吸ができないということです。

そして「喉が鳴っているような音」ですが、鼻水が絡んでいる状態で鼻呼吸をするような、水っぽい音がします。

鼻が悪いのかな、と思ったぐらい。

実際の音の出どころは鼻ではなかったんですけどね。

床に伏せるような体勢。

この他に、テーブルの上に座って首だけをテーブルの下にたらすような体勢もします。

その体勢だと呼吸がし易いんだろうかと。

 

呼吸の変化に注意

努力性呼吸をするようになり、病院での聴診でも呼吸音の異常が明確になりました。

咳がひどくなり、呼吸に異常が見られたらすぐに病院に連れてくるようにと言われました。

その「異常」の目安として上げられた状態。

  • 口を開けての呼吸
  • 肉球や口の中の色がなくなる

猫は通常、口呼吸はしません。

するとすれば酸素が足りず、口呼吸でより多くの酸素を取り入れようとするとき。

つまりは「酸欠」状態に陥っているとき

そして普段血色が良い部分が色を失うのは「チアノーゼ」ですね。

これもまた酸欠を意味します。

 

この状態を放置するとどうなるか。

死にます。呼吸困難で苦しんで死にます。

十中八九助からない状況になる、と言われました。

(放置すると、ですからね!)

 

呼吸困難頻発

1週間に1度ぐらいのペースで、口呼吸をするようになりました。

その都度車で動物病院に連れていき、気管支拡張剤とステロイドの注射。

1度の治療で5000円以上の出費でしたが、背に腹は代えられない。

「あんまりステロイドは使いたくないんだけどね」

先生はそう言います。

副作用が強い薬です。

でも、気管支拡張剤だけではコントロールできない状況まで酷くなっていましたので仕方がない。

副作用を恐れて、呼吸ができない苦しみを幾度も感じさせたくない。

痛みやかゆみはある程度我慢できても、呼吸ができない苦しみは我慢できないのだから。

 

ステロイドの点滴をすれば、家に帰ってしばらくした頃には嘘みたいに元気になるんです。

よかった、と安堵する一方で、薬が効かなくなってくる事態を想定するとこのままではダメだな、と。

 

恐れていた事態 

2016年4月26日。

朝5時頃起きると、聞いたことのない音を耳にしました。

その出どころは、「伏せ」の状態で口呼吸をする椿。

私の顔を見ると、まるで発情期のときのような鳴き声で何度も鳴くんです。

凄く、怖い顔をしてました。

口の端が汚れていて、涎が垂れていました。

こんなの、見たことがない。

慌てて家族を起こしに行ったんですが「今日出張だから病院には連れていけない」と言われ。

タクシーを手配しようと思ったときでした。

 

鳴きながら失禁

ソファに飛び乗ったけれど、苦しくてのたうち回るうちに落下。

苦しいからなのか口元に前足を持っていき、またバランスを崩す。

ヨタヨタと歩いて倒れ込みました。

横臥した状態で口を開けて「ガーガー」とも「ゴーゴー」ともつかない音で呼吸。

口の中は真っ青でした。

 

ああ、これで最期だ。

 

「椿、もうダメかもしれない」

再び家族の元へ行くと渋々の体で起きてきました。

椿の状況を目の当たりにして「病院行こう」と。

病院についたのは6時近くでした。

 

おせーよ。

何かあったら一生恨んでやるって本気で思いましたね。

 

半日入院 

24時間の病院なのですが、ちょうど当直だった院長先生がシャワーを浴びに自宅へ戻ってしまったタイミングだったらしく、30分後に病院に来てくれとのこと。

幸い、呼吸が落ち着き始めたこともあり、頃合いを見計らって病院へ行きました。

即入院。

涙が止まらず、震える声で「お願いします」と頭を下げました。

「大丈夫、この子の状況ならこれ以上悪くならないから。泣かなくて大丈夫」

院長先生はそう言ってくれました。

経過を見て、電話をくださるということで、空っぽのケージを持って自宅に戻りました。

 

最期を看取れずに終わってしまうかもしれない。

でも、最期をスムーズに迎えてやりたい。

そう思い、実家の母に猫の火葬について教えてもらいました。

数年前、実家の猫が死んだときに合同葬で弔ったので、どこに眠っているのか、どういう手続なのかを泣きながら教えてもらいました。

 

11時頃病院から電話。

「迎えに来てください」

もう、嬉しくて嬉しくて。

 

入院費と時間外治療費含め、35000円なり。

ICUでの治療(酸素室ですね)がとても高価だと知りました。

血液検査も行いましたので、その値段も結構高いんですよね。

血液検査の結果、腎臓に関しては加齢の分仕方がないけれど、今すぐにどうこうする値ではない。

肝臓の数値も高めではあったけれど、呼吸困難のストレスでも上昇する値なので、様子を見ましょうとのことでした。

 

これから頻繁にこういう状況になるのかな……。

沢山働こう、と決意をしつつ。

 

続きます。

 

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 デジタルマーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトのコンテンツ制作を並行指揮した経験を持つ。 現在は企業の人材育成コンサルやメディア進行管理をしながら、グラフィックデザイン・文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。 DigitalCameraWorld認定フォトグラファー、臨床検査技師。