発売日を知っていながら「忘れる」という大失態を犯し、通常の福袋が買えなかった私(@saosaoyamayama)。
まさか別種の福袋が出ているなんて!
ということで2022年はペンハウスの「台湾福袋(9,999円税込)」を購入しました。
開封の儀の結果、総計約15,330円。やりすぎじゃないですか、ペンハウスさん。ありがとう。
では開封レビュー。
Contents
メインはTWSBI万年筆!希望色来る
TWSBI CLASSIC ホワイト、ペン先はスタブ1.1でございます。台湾製。
スクリューキャップの万年筆って結構好きです。もどかしさの数秒が好きです。
ニブのデザインかっこいいですねー。1.1、斬新。
実はスタブとかカリグラフィーのペン先って使ったことがなく、EFばっかりだったので非常に楽しみ!
※スタブは縦と横の線の太さが極端に違います。
TWSBIはカラフルなECOが人気で、でもフラッグシップはDIAMONDですかね。
いずれも基本的にはボディがクリアなのですが、CLASSICは色付きなわけです。と思ったら。
キャップに隠れたスクリューの下、ここだけがクリア! うっわ素敵! ありがとうTWSBI!!
ということで定価は10,450円、つまり福袋代回収完了。
ボールペンは2本、どちらも台湾製ではない
毎年増えていくボールペン。そう、それは福袋のせい!
とはいえ自分では絶対に買わないしっかりしたボールペンが入手できるのが魅力です。
今回は台湾福袋という名目ですが、ボールペンはいずれも他国製。
Schneiderのオシャレなボールペンはまさかの緑
Schneider Officeの緑です。
プラ体で一見安っぽいんですが、クリップ部分のデザインがちょっと変わっています。
もし目の前でこのボールペン使っている人がいたら間違いなく迷惑を顧みず「ど、どこのアレ、ボールペンすか」って聞きますね。
太さはMとなっていて、よくある外国の陽気なボールペンの太さです。あまり好んで使わないかも。
ただ、インク色が緑だったんですね! これは嬉しい誤算。このペンはボディ色=インク色なんだとか。
であれば、Mでも構わん。使おう!
Made in Germany、ドイツ製です。
Lamyもそうですが、どうしてドイツの文具ってドイツ感があるんでしょうか。
同じカラーリングだとしてもドイツ以外の文具はドイツっぽくない。ドイツずるい。好き。
定価は220円(税込)。え、安すぎないか!?
OHTOのボールペンはもしかして新パッケージ?
OHTO Slim Lineのグレーです。太さは0.5、日本製。
ビニールに入って届いたんですが、品番からすると新パッケージのラインナップかと思われます。
窓際で撮影したので色味がわかりにくくて申し訳ない。グレーです。
昨年の福袋にはOHTOのno-nocというシャーペンが入っていました。全く関係ないですが。
いや、関係なくもないか。やっぱり日本製の文具ってだけでなぜか安心してしまう古い人間なので、no-nocは机の傍らに置いて使っています。
形の割に重さがある感じが嬉しいんですよね。Slim Lineはその名の通り本体が細身で、でも金属部分は真鍮なので不思議な重量感があります。
細身で軽かったら書きにくいけれど、細身で重心が低めだからとても書きやすく感じました。
定価500円(税別)。安いな……。自分を安売りしちゃいけないって。
大穴はシャーペンの芯入れ
私、文房具大好き人間ですが、シャーペンの芯入れは買ったことがありませんでした。
YSTUDIO 真鍮製シャープ芯ケース、色はブラックです。ブラックですよ!
ブラックとターコイズは特別生産品だそうです。おう、またすごいの入れてきましたね。
真鍮製なのでズシッと重い。
隣の席の子に「ごめんシャー芯持ってる?」って訊いてコレ渡されたら惚れますよね。ついでにその芯の太さが0.35だったら結婚したい。
定価は2,700円(税別)。本日2番目のお値段でした。
紙モノ充実でサイズ感も最高
いつも思うんですよ。ノートやメモといった紙類。福袋に入るノートってどうして微妙に大きかったり変形だったりするんでしょうか。
学生ならともかく、B5ノートってあんまり出番がない。
変形ノートは小さければ問題ないけれど、去年はRHODIAの正方形の大きいリングノートが入っていて、使いたいけれど使う場面が思い浮かばない。外出先に連れて行けないサイズ。
ということで今回は大当たりでした。
LIFEの手触りはもはや世界レベル
LIFEのN67 VERMILION。サイズはB6の朱色横罫です。そう、このサイズ!
誕生日プレゼントにLIFEノーブルノートのA5をいただいたのですが、A5までなら持ち運ぶ。喜んで持ち運ぶ。
LIFEは糸かがり製本なので、ジャイアンを師と仰ぐ私が乱暴に使っても問題なしです。紙が負けて破れることもありません。
このあたりがやっぱり、100円のノートと違うなと感じます。
それと紙質ですね。もう世界レベルで素晴らしい。ペンが滑るのに疲れない不思議。
自作手帳にLIFEのノーブルリフィルを使っていますが、手触りもいいし、何しろ万年筆で裏抜けしにくい。
32枚とボリュームはありませんが、これで275円(税込)は安すぎると思います。お布施しよ……。
LIFEは国産でございます。
目に優しいmahoraのノート
公式の写真を見てください、ほんと窓際撮影禁止にします。
大栗紙工株式会社のOGUNO notebookから、mahora Lavender B6です。日本製。
何の変哲もないノートに見えますが、変哲は表紙にヒントあり(文章力)。
色味としては画像の左上のあたりが近いかなと思います。淡いラベンダー色の紙に、罫線ではなく「帯」が入っているんですね。
用紙の色はまぶしさの軽減、そして罫線ではなく網掛けの帯なのは、今どの行に書いているかわかりやすいから。
「No.」とか点線とか余計なモノがないのは、余計なことが気にならないようにするため。
つまり発達障がい者の声から生まれたノートなんだそうです!
確かにね、授業中に大学ノートの「No.」のところを盛りに盛った経験があります。
白のまぶしさは発達障がいとか関係なく感じるものですから、とてもありがたいことです。
それと罫線ではなく帯。「段」と見ずに「背景」と見れば自由なレイアウトで書くこともできますね。
50枚でしっかり厚みがあり、定価は385円(税込)。万年筆で書いてみたい!
匠の技が光る和紙ノート
IWI TAKUMI 和紙ノートブック A5サイズです。
IWIの公式サイトは日本語じゃないので全然読めないんですが、実は日本の匠の技を取り入れたノート。
阿波の手漉き和紙ブランド「アワガミファクトリー」とIWIがタッグを組んで実現したそうです。
表紙の型押しがめちゃくちゃかっこいいし、和紙だからって無理矢理漢字ばっかりにしないのもクールだなと。
と、いうことだそうですよ。
表紙の帯に「万年筆向け」って書いてありますね。手触りはLIFEに軍配が上がりますが、どうなんでしょうか。
和紙ってインクがにじみそうだけど、こう書いてあるってことはにじまないんだろうよ。勝負だ!
表紙の色は15色、今回届いたのは「琉璃」でした。
台湾製でいいのかな? 48ページで600円(税抜)。匠の技がこの値段って安売りしすぎですよ。
グラシン紙で原稿用紙ってなんだ
吉田印刷所の「そ・か・な」のグラシンミニ原稿です。サイズとしてはA6に近いぐらいですね。
グラシン紙って水や油をはじくので、お菓子のラッピングなんかに使うイメージなんですが、文字は書けるのかと……。
どうやら表面を加工していないっぽいんですね。なので公式サイトにも「万年筆インクとの相性」と書いてありました。
つまり万年筆でも書けるってこと! 素晴らしい!
というか、万年筆が入った福袋に、きちんと万年筆で使える紙を入れてくるペンハウスさんが天才。
50枚も入っていて、お値段480円(税抜)。
※2023年1月時点で公式ラインナップから削除されていました。
安心品質いつものアミアミRHODIA
みんな大好きRHODIAが今年も入っていましたよ!
No11、80枚入りです。サイズ感として隣にLAMY safariのローラーボールを置いてみました。
福袋に入っているRHODIAって大抵表紙が傷だらけですよね、好き。すぐ使えるように心遣いしてくれている。と認識している。
いわずもがなのブロック線で、今回はかなりのミニサイズなので外出先に連れて行けます。
フランス製だって知っていました? 80枚でお値段は220円(税抜)。
ペンハウスのオリジナルグッズに異変あり
毎年机上カレンダーを入れてくださっていたんです。あと謎のシール。
机上カレンダーは使わないしシールもね、ちょいと年齢層外れている感じで、ノベルティとはいえ申し訳ないなと思っていました。
で、今年は全然違うものが入ってますー!
ルーペ・ルーラー付きのしおりとマスキングテープです。
や、もちろんペンハウスって書いてあるマステを使うかっていったら、おそらくメイビー使わないんだけど。
例えば窓のフィルム貼りの仮止めするときとか、文具としてではなく生活用品としてなら全然使う。
誰かの誕生日プレゼントの梱包には使わないから安心してください。
しおりは使う。最近小説を読みあさっているので使います。
思い返せば、2018年のペンハウスさんの福袋に度肝を抜かれましたね。でもなんだかんだで使っているからこそ、また来年も買おうってなるわけです。
ブルーライトカットのめがねはごめんなさい、使っていません。
今回で4回目、多分来年も買います。
ありがとう、ペンハウスさん!
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