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色々な手帳を使ってきましたね

仕事とプライベート、家族と自分、把握したい予定は幾つもございます。予定だけではなく、その日の出来事や感じたこと、食べたものから買ったものまで、書きたくなることがございます。

そんな時、肌身離さず持ち歩く「手帳」が活躍してくれます。

世の中に出回っている手帳の数は物凄くて、東急○ンズやロフ○のワンコーナーを支配するほど。その中から、自分のライフスタイルに合う手帳を探し出すのは至難の技です。

ここ数年使った手帳はこんな感じ。

  • ほぼ日手帳(2年)
  • T’beauインデックス5 手帳サイズ(1年)
  • MARK’S EDiT 変形B7(1年)
  • 現在は手帳使わず(ノート)

間に、よくある月間ブロックタイプの薄い手帳を使った年もございました。ジャケ買いっぽく見た目で買ってしまって後悔する系のやつね。とりあえず、こんな感じです。

では、なぜこのようにコロコロと手帳を変えなければ気がすまないのか。不満があるからですね。

それではこれらの手帳を使ってみた感想を書いてみます。レッツゴー!

*以下は個人的な見解です。ご了承ください。

ほぼ日手帳

罪悪感をおぼえる空白ページ

こんな手帳があるのかぁ、へえ!ちょっと高いけど面白そうだから買ってみよう。

現物を見ずしてネットで注文したこの手帳。

良かった点

  • 方眼だから文字が書きやすい
  • 1日1ページあるのでちょっとした会議の内容がメモできて、日付を頼りに検索できる
  • バーティカルで時間管理が可能。
  • 余計なことがたくさん書いてあるので暇つぶしになる
  • そこそこスペースがデカイので、ステッカーやらなにやら貼っても邪魔にならない
  • 紙が薄いからページ数の割に嵩張らない

気になった点

  • なにも書かなかったページに対する罪悪感が半端無い
  • 月間とその月に該当するデイリーへのアクセスがめんどくさい
  • 紙が薄くて消しゴムかけるとすぐ「クシャッ」ってなる
  • なにも書かなかったページを毎日持ち歩くことが、なんか「あぁ」ってなる
  • 年間ブロックがない

総評

1日1ページを広めた手帳かと思います。毎日日記のように沢山書きたい方にはオススメですし、イラストが好きな方もいいですよね。

でも気分にムラがある私は、書く日と書かない日の差が激しく、書かない日が増えてくると一層書かなくなる悪循環。2年使いましたが途中で使用を中止しました。

ビニールカバーのものを選びまして、自分で描いた年賀状やら服屋のフライヤーやらを挟んでました。

カバーに付属しているポケットはありがたかったです。

使っていた頃、とある研究所へ出向していたこともあって、名刺保管ファイルなんて必要ないぐらいのアウェイで。数少ない納入業者の名刺やカード鏡、カード体温計なんかを挟んでいました。

気になったのが年間ブロック。あるにはあるんです、でも1年を見渡すことができず4ヶ月ごと。

記述スペースはもう少し狭くていいから、1年分が一度に見渡せる作りが欲しいんです。

T’beauインデックス5

予定の行き来のしやすさ抜群!

今の仕事を始めた時に、川崎の東急ハン○で買ったものです。

いろんな手帳を手にとって「これだ!」って思ったポイントがあったんです。

良かった点

  • 月間、週間、月間、週間の順に並んでいるのでその月の予定同士のアクセスがしやすい
  • 年間ブロックがある

気になった点

  • 1日1ページが恋しい
  • 方眼が恋しい
  • 良くも悪くも地味
  • ペンを挟む部分が弱い
  • バーティカルがないので時間管理がしにくい

 総評

一般的な手帳は、1年分の月間ページがまとまっていて、次に1年分の週間ページがありますよね。そうなると、3月の月間から3月の週間へのアクセスがしにくいんです。

どうして月間と週間が離れてるんだ?!と手帳の自作も視野に入れていたところで発見したのがこの手帳でした。月間のあとすぐに週間ページになります。

年間ブロックに関しては使わない方もいらっしゃるかと思いますが、小説執筆の期間や締め切りの「見える化」のためには年間ブロックが必須です。

このサイズはとても使いやすかったですね。1年分しっかりと見渡すことができます。

結構役立ったのが、切り取れるメモと定規、アドレス帳(別冊・写真なし)ですね。ちょっとしたメモを誰かにお渡しするときにピリっと破いて渡しても汚くなりませんので。

定規は常に必要なわけじゃないんですが、あってよかったって思ったことが数回あったんです。小説の自家通販で相手方の住所を管理するのに、PCでの管理よりも手書きでパッと見られるほうが便利でした。

ビニールカバーのペン挿しがすぐに破れてしまい、修理したり外付けのものを使ったけど使い勝手が悪くなってしまいました。

マリメッコのテキスタイルを印刷して挟んでいました。

変形サイズなので丁度よいサイズのビニールカバーがなく、端を折り込んでマステで止めたりしてましたね。

でも、比較的長く使用したように思います。

字が汚くても横にまっすぐ書かないと気が済まない私は、やはり方眼がいいな……。

書きたいことが、週間ページの1日枠には書ききれないことがあり、やっぱり1日1ページが欲しいなぁと感じてしまいましたね。できればバーティカルで時間の「見える化」も実現させたい。

MARK’S EDiT(変形B7)

小さな巨人は小さすぎた

やっぱり1日1ページがいい。でも書かないページへの罪悪感や、書かないページを1年持ち歩く「あぁ」感から解放されたい。方眼で書きたい。

その願いを叶えてくれたのが、MARKS EDiTでした。

良かった点

  • 小さい!変形B7なので手のひらサイズだけど1日1ページだから厚みはあり、書きやすい
  • 小さい!だから書かないページがあってもあまり気にならない
  • 方眼が書きやすい
  • 年間ブロックがある

気になった点

  • ペン挿しがない
  • 1日1ページは埋めないと罪の意識が芽生える
  • 月間、年間ブロックが小さい

ペン挿しに関しては、自分でバタフライストッパー付きの革カバーを作ったのでクリアできました。

ただ、カバー無しでも凄くシンプルで綺麗でそれなのにシャレてるので、ペン挿しだけ外付けにしてもいいかもしれないですね。

やっぱり変形B7ゆえの記述スペースの狭さは、デイリーはよくても月間や年間ブロックの使いにくさに繋がるように思います。

デイリーは程よいスペースです。時刻も書かれているのでバーティカルとして使えます。

年間ブロックの小ささをLAMY safariローラーボールとの比較で感じてください。

特に、自分の予定だけではなく家族の予定も書き加えたい場合は、月間ブロックは小さすぎた。文字は小さく書く方ではあるんですけどね。

なので手帳の文字を見て驚かれることもあるぐらい。それでもブロックが狭い。

手帳に求める条件が見えてきた

手帳を選ぶにあたり譲れない条件というものが見えてきました。

  • 沢山書くスペースは方眼
  • 月間、週間、デイリーのアクセスがしやすい
  • 空白への罪悪感を抱かずに済む
  • ペン挿しは絶対必要!
  • 年間ブロック必須
  • バーティカルがいいなぁ
  • 家族の予定も書きたいけど、自分の予定とごっちゃにしたくはない

条件が浮かんできたタイミングで知った手帳。それがバレットジャーナルでした。

続く。

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 WEBコンサル・マーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトの運営を指揮。DigitalCameraWorldの認定フォトグラファー。 現在は2社5メディアの進行管理をしながら文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。