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外出先でふと思ったんですよね。財布、デカいなと。

財布に入っているものの中で今日絶対に必要なものの割合を考えてみたところ、9割近いモノが不必要なのではないでしょうか。今日は病院なのに美容院のポイントカードが入ってる。ノリと勢いで美容院に行くことはまず無い。予約しないととても待たされる婦人科の診察券。予約なしで行くわけない。カラオケのメンバーズカードやらなにやら。中には「ひょっとしたら血迷って必要になるかも知れない」ものもあるのは事実です。

しかしそれを、支払いの度に鞄から引っ張り出す必要はあるのだろうか。できればすぐに取り出せるポケットに入る小さな財布が欲しい。

作るよ!

ミニ財布を作ったよ

三つ折り小銭入れつき財布完成図

その日に必要なカード類と、常備品としてクレカ1枚と免許証とキャッシュカード。それだけ。小銭とお札が入って、でもお札を折りたたまなくてもいい形の財布が欲しい。

作るか。

材料

    • 蠟引きの糸
    • 革を縫う道具や菱目打ち
    • ばねホック
    • 定規やらカッターやらなどなど

革を切り菱目を打つ

まず最初に、私は菱目打ちが苦手です。蛇行していますが気にしないでください。

初心者に自信を与える革細工

お札の大きさプラスアルファの革が2枚必要です。ひとつは最外側で小銭入れを取り付ける側、もうひとつは内側で、カード収納を取り付ける側。あまり硬すぎる革だと重ねて縫うのが辛いので、柔らかめの革にしました。なお、革の種類については詳しくありませんので想像して下さい。

外側パーツはお札を出し入れする部分には菱目を打ちません。また、小銭入れをつける部分に菱目を打ちます。内側パーツは短辺2つと長辺1つに菱目打ち、それとカードパーツの短辺を縫い付けるために長辺3か所に菱目打ち。

カード収納部分には、カードの大きさプラスアルファの革が3枚。両側1枚は長辺1本を残して菱目打ち、真ん中の1枚は長辺のどちらからでも取り出せるように、菱目は短辺のみ。ここは少し硬めの革にしました。革が伸びてカードが落ちやすくなると困るので。

小銭入れのパーツは4つ。左右に台形パーツ(下底は菱目打たない)、横向き長方形は小銭入れの手前に(長辺ひとつは菱目打たない)、縦長方形は小銭入れの奥側・フタも兼ねます(フタになる部分は菱目打たない)。

できればこの時点で、小銭入れの長方形パーツ2つ、本体を畳んだときに合わさる部分にばねホックを取り付けておくとあとがスムーズかと思います。私は後からホックをつけたので、色々と詰みました。

ここまで非常に分かりにくい解説でしたので、時間があるときに図でも挿しこんでおきます。それかコメントで訊いて下さい

小銭入れパーツを取り付ける

完成形しか残っていない

台形パーツを上下逆さにして、上底部分を小銭入れエリアの左右に縫い付けます。私は縫い代が外に出る形にしましたが、これだと小銭入れが狭苦しい。縫い代は内側のほうがいいかもしれません。

続いて横長方形パーツの長辺を小銭入れエリアの手前、縦長方形パーツの短辺を小銭入れエリアの奥に縫い付けます。最後にそれぞれの側面を縫い繋いで小銭入れの完成です。

カード収納とお札入れ

言葉は要らない

まずは内側パーツにカードパーツを縫い付けます。外側・内側・カードパーツと重なるわけですが、まずは内側・カードパーツのみが重なる部分を縫い合わせます。終わったら3つのパーツを重ねてお札出し入れ口以外を縫い合わせます。これで完成。

小さいってどれぐらい?

お札三つ折りサイズ

幅が10センチほどでしょうか。各種カードがぴっちぴちで入る幅ですが、緩ければ落ちてしまうのでここは妥協します。お札は余裕で入ります。厚みは結構ありますね。革3枚×3つ折りですので。

だけど小さめの鞄やポケットに収納することを考えると、厚みよりも幅を小さくしたかったので満足です。

自分にとってなにが必要なのか考える

カード収納が沢山あって、小銭が仕分けられて、お札入れは2つあって、そんな財布が高機能財布として売られています。しかしそれが自分にとって高機能なのかといったら、違うかもしれない。場所があればあるだけ物を詰め込んでしまう性格。折角のスペースをデッドスペース化させるのが大得意。

私にとって必要なのは、必要なものだけを入れておくスペース。予備なんか作った日には、レシートでも何でも詰め込んでしまいますので。

初めは自作するつもりはなくて、インターネットでミニ財布を物色したのですが、小銭入れが使い難そうだったりお札は折らないと入らなかったりカードいれが無かったりただの小銭入れだったり、希望に合う形と相応のお値段の財布が見つかりませんでした。

譲れない部分を妥協しても、きっと使いにくくて投げ出してしまう未来が見える、私には見える。

出かけたついでにあのお店にも~ということもありますので、同じく手作りをしたカードケースに入れて持ち歩いています。これは鞄の奥底に突っ込んでおけば、万が一カードが必要になった時に掘り起こせばいい。常に鞄の中のレギュラーとして待機しておく必要のないもの。近所に行く時には持って行く必要のないもの。

この財布を使い始めてから、鞄が軽くなったし、一眼レフを入れても余裕がでてきました。以前使っていた二つ折りの財布はかなり場所を取っていましたので。しばらくはこのミニ財布を使って行こうと思います。後付けしたばねホックがへぼいので、付け替えたいとは思っています。

S.Nakayama

一帖半執筆工房代表。 デジタルマーケ企業のフリーランスPMとして計9サイトのコンテンツ制作を並行指揮した経験を持つ。 現在は企業の人材育成コンサルやメディア進行管理をしながら、グラフィックデザイン・文章校閲・校正者・ライターとしても活動中。 DigitalCameraWorld認定フォトグラファー、臨床検査技師。