私はiPhone13 miniユーザーなのですが、ツーリングのナビ用(+音楽用)スマホとして、以前使っていたiPhone12 miniを使用しています。
メインのiPhone13 miniは楽天モバイルを契約しているので、当初はテザリングでナビ用iPhoneを動かしていたんですよね。楽天のテザリングなら、追加の通信費がかからないのは大きなメリット。
ですが、実際にツーリングで使っていると、テザリングに関してモヤモヤする場面が増えてきました。
- 楽天モバイルが圏外になるとナビ用iPhoneも文鎮化
- 一度通信が切れるとテザリングが自動で復帰しない
- テザリング中はメインのiPhoneのバッテリーも減っていく
そこで、ナビ専用iPhone12 miniに「povo」を導入してみました。これにより、朝から晩まで走る日はテザリングを使わず、ナビ用スマホ単体で通信できるようにしています。
もちろん通信費はかかるわけですが、必要なときだけデータを購入できるpovoは突発ツーリングとの相性も良く、メインスマホの予備回線として役立ったこともあるんですよね〜。
というわけで、実際にツーリングでpovoを使っている経験から、ナビ専用スマホにpovoを入れるメリット・デメリットや、ツーリングで使いやすいトッピング(当社比)、マクドナルドのハンバーガーを食ってpovoを動かすチート技などを紹介してまいりますよ!
文章を読むのが面倒な方は、Notebook LMのポッドキャストでお楽しみください!
Contents
バイクのナビ専用スマホに古いiPhoneを使っている

まず現在の環境を紹介しておきますね。私、小型限定自動二輪(MT)の免許を取得しまして、現在はハンターカブに乗っております。
- バイク:CT-125 ハンターカブ
- メインスマホ:iPhone13 mini+楽天モバイル
- ナビ専用スマホ:iPhone12 mini+povo
- ナビアプリ:NAVITIME ツーリングサポーター(有料版)
画像のような形でラムマウントを使って固定しております。ラムマウント、ビックリするほど落ちない。おすすめ。
なお、現在乗っているハンターカブのカスタムについて、動画を配信しております〜!
【本体】普段使いのiPhoneとナビ用iPhoneを分けている
メインスマホとナビ用スマホは別のものを用意しています。ナビを使用しながらメインスマホを別用途で使えるし、メインスマホのカメラが振動でぶっ壊れる心配もない。万が一落下して壊してしまっても、メインスマホは守られるのでね。
以前はRakuten miniをナビ化していましたが、家族に貸していたiPhone12 miniが手元に戻ってきたので、バイクのナビ専用スマホとして再利用することにしました。
Rakuten miniは防水というより防滴レベルなので、雨の日は使えないな〜と思ってたんですよね。この点、iPhoneは雨でも問題ない。ハンターカブに乗るようになって行動範囲が広がったことで雨に打たれる日も増えており、ナビ専用iPhoneを持っておいて良かったなと思っています。
【通信】最初は楽天モバイルのテザリングで使っていた
以前は「iPhone13 mini(楽天モバイル)→→テザリング→→iPhone12 mini」という構成で使っていました。今でもご近所ツーリングならこの構成です。
楽天モバイルは容量無制限なので、遠慮なくテザリングできるのが強みですよね〜。テザリングならSIMを追加契約する必要がないから、通信費は増えない。
そのため、当初は「これで十分」と考えていました。
バイクナビをテザリングで使って困ったこと

わざわざ別キャリアを契約しなくても「テザリングで十分」かもしれません。だけど私は、中・長距離ツーリングに際してはテザリングをやめました。
その理由を、実体験ベースで書いてみようと思います。
楽天モバイルが圏外になるとナビも音楽も止まる
具体的な場所でいうと、三浦半島の馬堀海岸から観音崎に向かう道路。あそこは確実に楽天モバイルが圏外になるんですよね。
音楽を聴きながら走っていると、先に音楽が止まるのでわかりやすいんですが、ナビだけの場合はナビが止まったことにしばらく気付かない。気付いたら地図がおかしくなっている……というありさまです。
親機である13 miniの通信が止まれば、当然テザリングしている12 miniも通信できなくなります。
「楽天モバイルは郊外でつながらない」ってことではないんですよ。本当に場所によるんです。
ただ、中・長距離ツーリングだとどうしても郊外、もっと言えば峠道・山道を走ることが多いので、楽天モバイルだけに頼っていると圏外になってしまうことがあります。
バイクで音楽、どうやって聴いてるの? という記事は以下からどうぞ!
一度切れたテザリングが自動で復帰しない
圏外から通信可能なエリアへ戻っても、ナビ用iPhoneのテザリングは自動復帰しないんですよね💢 手動で繋ぎ直さねばなりません。これ、どうにかならんものか……。
復帰させるには、ナビ用iPhoneだけじゃなく、ポケットあるいはカバンに入っている親iPhoneを引っ張り出してテザリング画面を開く必要があるんです(接続し直す必要はなく、テザリング設定画面を開く→ナビ側で電波を拾う、でOK)。
自動復帰機能が付いたら、テザリングだけで乗り切ってもいいかなと思うんですけどね〜。
メインのiPhoneまでバッテリーが減る
テザリング中は親機であるiPhone13 miniが常に通信し続けるため、親機のバッテリーが減ります。13 mini自体かなり長く使っているので、バッテリーに余裕がなくて、あっという間に残り数パーセント。
ツーリング先で動画を撮ろうとしたらバッテリー切れ……という場面に何度か遭遇しています。
ナビ専用iPhoneにpovoを入れてテザリングをやめた

そこでiPhone12 miniにpovoを導入! 現在、中・長距離ツーリング時は以下の構成で動いています。
- iPhone13 mini+楽天モバイル → 普段使い。基本的にポケットの中
- iPhone12 mini+povo → バイクに取り付けてナビ専用
povoの通信費は発生するものの「ナビの通信環境安定化+メインスマホのバッテリー温存」と考えると、自分にとっては安い出費かな〜と思っています。金額は後ほど説明します。
au回線が使えるので楽天モバイルとは通信エリアが異なる
povoはau回線を利用するサービスです。楽天モバイルが圏外になった経験のある場所でも、自分がツーリングした範囲ではpovoが通信できていることが多いんですよね〜。
というか、povoで圏外になったのは……道志から都留に抜ける峠道ぐらいかな(菅野の洗い越しに行きました)。とにかく、途切れない。povo(au)のサービスエリアは以下のリンクからご確認いただけますよ〜。
なお、楽天モバイルは自社設備で電波が届かない範囲をauの「ローミング」によって賄っていましたが、2026年10月以降はローミングが終了します。そうすると、楽天モバイルが自社設備を増強しない限り、郊外はもとより都市部でも楽天圏外が出現する可能性があるんですよね。
逆に考えると、楽天モバイル+au(povo)なら楽天モバイルの「穴」を塞げるのではないか? って話。
メインのiPhoneのバッテリーを温存できる
povo導入により、ナビ用iPhoneが単独で通信するため、メインの13 miniでテザリングする必要がなくなり、バッテリー消費が抑えられます。
とはいえ、年代物のiPhone13 miniは放っておいてもバッテリーが減っていくので、1日ツーリングのどこからでバイクのUSB給電を使って充電したり、モバイルバッテリーにつないだり……は必要です。
ツーリングで使いやすいpovoのトッピングは3つ
私が契約したのは、povoのデータ専用プランです。こちらは月額基本料金を毎月支払う料金体系ではなく、トッピング=都度課金スタイルで通信容量を購入して使います。
povoのトッピングはかなり種類が豊富なので、最初は「選びにくいな……」と思ったんですが、ツーリング用に使いやすいトッピングが徐々に見えてきました。
| トッピング | 料金 | ツーリングでの使い方 |
|---|---|---|
| データ使い放題(24時間) | 330円 | 朝から一日走る日 |
| データ使い放題(6時間) | 250円 | 近場・半日ツーリング |
| データ追加1GB(7日間) | 390円 | 土日ツーリング |
※料金・提供状況は記事公開時点の公式情報です。
一日走るなら24時間使い放題
朝から晩まで1日走るなら24時間使い放題330円を選びます。特に、行ったことがない場所に行く時や、県外に出る時はこのトッピングですね。
データ残量を気にする必要がないので、長時間のツーリングでは使いやすいです。ナビ以外の通信にも容量を気にせず使えるので、音楽も流しっぱなし。
半日ツーリングなら6時間使い放題
所要時間が半日程度のツーリングなら、6時間使い放題250円ですね。やっぱり「使い放題」は強い。残量を気にせずに済むのでね。
ただし、24時間使い放題との差額は80円しかないので、帰宅時間が読めなかったり寄り道したりする可能性があるなら、最初から24時間を選ぶこともあります。
ナビ中心なら1GB(7日間)でも意外と使える
こちらは通常購入をしたことがなく、後述するMyマクドナルド リワードのポイントで利用するトッピングです。
「1GB」と容量が決まっていると、どれぐらい使えるのかわかりにくくて不安ですよね……。あくまで私が使った例をお伝えしておくと。

NAVITIME ツーリングサポーターをナビとして使用して、実際に1GBを購入して朝から丹沢方面へ走り、夜に帰宅したときには約0.3GB残っていました。つまり、この日のデータ消費量は約0.7GB。
ナビ+Musicアプリ+カフェに入った時にSNSを見る、ぐらい使ったと記憶しています。
走行距離:約237km 利用時間:約13時間 使用データ:約0.7GB
走行距離はオドメーターで算出した数値です。
結論、1GBあれば音楽聴きながらナビを使用しても1日もちました。残った約0.3GBは翌日のツーリング(ごくごく近所)で音楽を聴くのに使いました。
通信量はナビ以外の利用状況などによっても変わるので「1GBで必ず1日使える」わけではありませんが、音楽聴かなければ余裕そう……ですかね。
ロングツーリングではpovoの「今だけトッピング」もチェック
通常トッピングとは別に、povoでは期間限定の「今だけトッピング」が販売されることがあります。内容は時期によって変わるため、ロングツーリングの予定があるときにはぜひ確認してみてください。
というのも、今年の夏に実施した新潟〜福島〜栃木ツーリングの際に、ちょうど良い「今だけトッピング」が販売されていたんですよ。
データ使い放題(24時間)5回分 1,320円
※当時販売されていた期間限定トッピングです
私の旅程は4泊5日だったので、ぴったりハマりましたね。都度買いするよりも1回分お得になりました。
数日にわたるツーリングをするときは、通常トッピングだけを見て決めるのではなく、「今だけトッピング」もチラッと覗いてみるのがおすすめッス。
Myマクドナルド リワードのポイントもpovoに使っている
マクドナルドのアプリを使っている人、いつの間にやら「Myマクドナルド リワード」のポイントが貯まっていませんか……?
私はマクドナルドのデリバリーを結構利用するので、気付いたら4桁ポイントが貯まっていました。
実はこのポイント、povoのトッピングと交換できるんですよ。いや、厳密には「2026年9月までは交換できていた」ですね。
今この記事を執筆しているのが2026年10月1日なんですけど、交換できるラインナップから消えてしまいました……。

「獲得済み」のところを見ていただくとわかるとおり、データ1GB(7日間)が390pt(うろ覚え)で交換できていました。ただし1ヵ月に1回限りです。
povoのためにマクドナルドを利用しているわけではなく、貯まったポイントの使い道としてpovoがちょうどいい、って感じ。
なので、ぜひぜひポイント交換先に復活してほしいです……。
povoを入れたiPhoneはサブスマホとしても役立った

povoを導入した目的は、あくまでバイクナビ(と運転中の音楽再生)。ところが実際に使っていると、メインスマホとは異なる通信網を利用できるサブスマホとしても役立つことがありました。
フジロックで楽天モバイルが弱かったときにも使えた
2026年7月にフジロックフェスティバルに行ったんですが、会場では自分の楽天モバイル回線がかなり弱くなる場面があったんですよね。キャンプサイト近くのフードエリアで、電子マネーを使おうとしても通信が安定せず……。
そのとき、povoを入れていたiPhone12 miniに切り替えることで、無事決済できました。
ナビ専用のつもりで用意したスマホが、メイン回線が弱いときのバックアップにもなったわけです。
デュアルSIMではなく2台持ちだからナビ専用にできる
楽天モバイル+povoなら、1台のスマホでデュアルSIM運用する方法もありますよね。iPhone13 miniはデュアルSIMに対応していませんが、iPhone14以降ならデュアルも選択肢です。
しかし私の目的は、単に通信回線を2つ持つことではない。普段使いのスマホとバイクに固定するスマホを物理的に分けることに意味がありました。
- iPhone13 mini+楽天モバイル=普段使い
- iPhone12 mini+povo=ナビ・予備回線
あえて2台持ちにすることで、私の目的を果たすことができました。
ナビ専用スマホにpovoを入れて感じたデメリット

便利になった一方で、テザリングより不利な部分もあります。まぁ、デメリットを塗りつぶすほどメリットが大きいからこそ、povoを使い続けているわけですが。
通信費がかかる(テザリングなら0円なのに!)
楽天モバイルのテザリングでナビを使えば、追加の通信費はかかりません。povoにしたことで、トッピングを購入する費用が新たに発生しています。
でも私は、通信費を安くするためにpovoへ変更したわけではないので問題ない。追加料金を払ってでも、通信の安定性やメインスマホのバッテリー温存を優先した結果なので、甘んじて支払おうぞ!
ツーリング前にトッピングを用意する必要がある
ツーリングの出発前のバタバタしている時にトッピングを購入する必要があります。
アプリでサッと購入できるので、購入そのものの手間はそれほどではありませんが、購入したデータ容量を反映するために「プロモコード」をアプリに貼り付ける必要があって、それが地味に面倒です。
「24時間使い放題×5回」を購入した時は特に面倒でしたね。5回分のプロモコードが記載されているメールを開いて、そこからコードを貼り付けて、翌日は……あれ、どのコードが使用済みだっけ? とか。
一方で、ナビを使用しない時期に料金を払い続ける必要がないのは、povoの大きなメリットですね。
長期間まったく使わない場合は注意
povoには、長期間有料トッピングを購入しない場合などについて利用停止・契約解除に関する条件があります(目安としては180日間)。
「基本料0円だから永久に放置しておけるSIM」ではないので、ご注意ください。
古いスマホをバイクナビにするならpovoは使いやすい
ナビ専用スマホ持ちの人なら絶対povoがおすすめ! とは断言しません。慎重に検討すべきは以下の方。
- 月に4回以上ロングツーリング
- テザリングが切れたことがないツヨツヨ回線ユーザー
ロンツー回数が多い方は、トッピングの都度課金よりも月額料金を支払うタイプのほうが安上がりな可能性もあります。
たとえば日本通信SIMのデータプランは20GBで1,200円。1GB以下の月は119円です。ロンツー4回以上/月でドコモ系サブ回線を使いたいなら日本通信SIM、すごくいいですよね〜。
そもそもメインスマホの通信がツヨツヨで、テザリングが途切れないならテザリングで完結すれば宜し。ただしメインスマホのバッテリーは消費します。
逆に、ナビスマホにpovoを入れる運用をおすすめしたいのは、以下の方。
- 月に3回以下のロングツーリング
- メインスマホの通信が弱め
- メインスマホのバッテリー消費を抑えたい
povoは基本料0円なので、「とりあえず使ってみるか」で試しやすいのもメリットですね。さらに、物理SIMではなくeSIMを選択すれば、SIMカードの到着を待つ必要がなく即日利用可能。私は20分ぐらいで開通しました……。
ということで、以下の紹介コードを入力のうえ、povo2.0を新規契約+SIMを有効化すると、100GB(3日間有効)がもらえますよ!
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