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カップウォーマー3選を徹底比較&1種レビュー|AC電源vsUSB電源、実際に使って分かった選び方のポイント

デスクで作業中、コーヒーやお茶が冷めてしまって電子レンジ往復したり、「温かいふり」をしながらそっと喉に流し込んだ経験はありませんか? そんな悩みを解決してくれるのがカップウォーマーです。

今回は、見た目重視で選んだ3つのカップウォーマー(Gimama、CIO、Packsmart)を機能・性能で比較し、実際に1種を購入して検証してみました。

AC電源とUSB電源の違い、マグカップの自由度、温度調整機能、電源自動オフ機能など、デスク周りで使う際に重要なポイントを抑え、価格帯は2,499円〜6,980円とお手頃!

実際に使ってみて分かった「選び方のポイント」を、実体験ベースでお伝えしますよ〜。

文章を読むのが面倒な方は、Notebook LMのポッドキャストでお楽しみください!

※ポッドキャストの内容に一部誤りがあります。CIOマグウォーマー2の温度調整は本体でも可能です。

※本記事はPRを含みます。

3つの候補と比較のポイント

商品名Gimama カップウォーマーCIO マグウォーマー2Packsmart カップウォーマー
見た目
価格(執筆時点/Amazon)2,849円6,980円2,499円
サイズ(L×W×Hcm)13×13×2
※加温部は9.5/13cm可変
11×9×1.315×11.5×1
電源自動オフ機能4時間8時間8時間
タイマー2〜12時間の2時間刻み1〜3時間の1分刻み
※スマホアプリで設定
なし
温度調整45/55/65/75度40〜70度の1度刻み50/55/65度
電源供給AC電源USB-CUSB-A(一体型)
操作部側面天面+スマホアプリ天面
おすすめ度★★★★☆★★☆☆☆★★★☆☆

まず、完全にルックスだけで3つのカップウォーマーを選びました。

1つ目は、最終的に購入を決めた「Gimama カップウォーマー」。特徴は、ボタンが天面ではなく側面にある点。

2つ目は、見た目が良すぎる「CIO マグウォーマー」。オシャレなPCガジェットを作っているメーカーなので、マグウォーマーも他社を寄せ付けないスタイリッシュお化け

3つ目は「Packsmart カップウォーマー」。こちらのホワイトが、Macのトラックパッドのスペースシルバーみたいに見えたので(本当に見た目セレクト)。

この3つについて、実際に自分が使う想定でどんな不都合が起きそうか考えていきました。私が特に注目したのが、以下の5点です。

  • マグカップの自由度
  • 電源自動オフ機能
  • 温度調整
  • 電源供給
  • その他の特徴

私にとっては不都合でも、皆さんにとっては都合かもしれません(都合、ってなんだ?)。というわけなので、3つの商品それぞれの特徴について、以降にまとめてみますので参考になさってください!

Gimama カップウォーマー|パワフルAC電源で大物もホカホカ

最初にご紹介するのは、私が購入するに至ったGimamaのカップウォーマーです。購入当時の価格は2,849円(Amazon)でした。

昨今はUSB(特にC)接続製品が増えていますが、こちらのカップウォーマーはAC電源方式なのが大きな特徴です。

マグカップの自由度

Gimamaのカップウォーマーは、3つの中でヒーター面が最も大きく、直径13cmもあります。そのため、大抵のマグカップは使えますし、たとえばコーヒーメーカーのガラスポットや、アルミカップに入ったドーナツなんかも温められるんです。キャンドルウォーマーとしても大活躍間違いなし。

しかも、大きなヒーター面に触って火傷しないように、ドーナツ型のシリコンカバーが付属しています。マグカップを使う時はシリコンカバーを付けて、ガラスポットやお皿など大きなものを温める時はカバーを外す、って感じですね。

シリコンカバーはホコリが入り込みやすいのがネックかな〜とは思います。

これだけヒーター面が大きいのに、本体サイズは13cm×13cmです。というのも、操作ボタンがすべて本体側面にあるから。なので見た目は結構スッキリしていますね!

電源自動オフ機能

Gimamaのカップウォーマーで加温し続けていると、4時間で電源が自動的にオフになります。ズボラに優しい自動オフ機能です。

3つの商品の中で自動オフまでの時間が最も短いんですが、実際に使ってみて思ったのが「4時間ぐらいがちょうどいい」ってコト。

あくまで自動オフが4時間なのであって、タイマーは別途セットできます。こちらは2〜12時間まで2時間刻みです。なので、キャンドルウォーマーとして就寝中に使うこともできますね。

なお、タイマーは側面の目覚まし時計マークをタップすることで切替可能です。

温度調整

ヒーターの温度は45・55・65・75度の4段階です。3つの商品で最も高い温度まで上がりますね!

75度ってどれぐらいのパワーがあるんだろうかと思って、冷蔵庫の麦茶をマグカップにたっぷり注いで75度で加温する、という実験をやってみました。そうすると、ざっくりですが30分ぐらいすると温かい麦茶が完成していました(こういう極端な使い方はおすすめしませんが)。

たとえば席を外している間にヒエッヒエになってしまった飲み物でも、75度設定があればレンジなしお湯なしで「アツアツ」に戻せるわけですよ。

電源供給

GimamaのカップウォーマーはAC電源で動作します。デスク周りで電源を取るのがちょいと面倒かもしれませんが、その代わり保温力や安定感は良いほうだと思います。

使い比べたわけではないので正確には比較できませんが、USB電源で動作するカップウォーマーでは「パワー不足」「不安定」という口コミが散見されました。実際、結構な電力を消費するようで、カップウォーマーと同じタップから給電しているUSBが不安定になりました……。

その他の特徴

操作部が本体側面にあるのは、微妙に操作しにくいかもしれません。特に電源ON/OFFの長押しがうまくいかないことが時々ありますね。反応が悪いわけではなく、単に押しにくい

ただ、タッチ式なのはとても良いと思います。というのも、物理ボタンだとどうしても「力」をかけようとするので、場合によってはカップウォーマーが動いたりずれたりして、最悪カップが倒れることもあるのでは……と思っています。

そんなにこまめに操作するわけではないので、タッチ式+側面でも私は満足しております!

CIO マグウォーマー2

見た目の「ガジェット感」がツヨツヨな、CIOマグウォーマー2です。オシャなのはもちろん、天面が比較的フラットなので手入れしやすそうだな〜というのが第一印象でした。

執筆時点で6,980円(Amazon)とお高めでしたが、CIO製品だと考えれば納得かもしれません。

マグカップの自由度

CIOのマグウォーマー2では、付属のマグカップしか使えません! これはちょいと残念ですね。

CIOの商品画像を1枚お借りしてきました。これを見ると真ん中らへんに……おでん? 

おでん温められるのか?

マグカップに入れて温めるってこと? かもしれませんね……。できないことはないだろうけど。

付属のマグカップしか使えないCIOマグウォーマー2ですが、なぜかスマホのワイヤレス充電(Qi2)ができます。うーん、どうでしょうか。マグカップ温めながら充電できないからなぁ……。

電源自動オフ機能

CIOのマグウォーマー2の電源自動オフ時間は、8時間です。は、は、8時間? 長くない? 1日の仕事が終わると共に電源がオフになる……と考えればちょうどよいのかもしれませんね。

もちろんタイマーも付いていますが、こちらはちょっとクセ強め。というのも、1〜3時間タイマーと短めで、設定は1分単位です。細かぁっ! しかも、本体から操作できずスマホアプリで設定する必要があります。

もうさ、何でもかんでもスマホアプリでやるの、やめようよ……。必ずしも便利になるとは限らんのよ、それ。

温度調整

加温の温度設定は40〜70度の範囲で、1度単位で設定可能です。これも細かいよね。コーヒー、紅茶、白湯、1度単位で温度変えて飲むコトってないと思うんだよな〜。

なお、温度は本体の天面ボタンで変更できるそうです。

電源供給

CIOらしく、電源供給はUSB-Cケーブル経由でございます。商品にケーブルは同梱していますが、アダプタは付属していません。

USB接続となるとパワー不足が心配ですね。出力が20Wに満たないUSB充電器(アダプタ)だと、保温能力不足になる可能性があるのだとか。そうすると、加温MAXである70度には届かないかもしれません。

その他の特徴

CIOのマグウォーマー2は、操作部も液晶もめちゃくちゃオシャレなんですよ。ただ、専用のマグカップしか使えない点で、私の希望にマッチしませんでした。

オシャレな操作部を持ちながら、一部機能についてはスマホアプリを使って操作するっていうのも、微妙ですね。

我が家はスマートホーム化していませんし、仕事中にスマホ操作することも多くないので「わざわざスマホ」感が否めません。

Packsmart カップウォーマー

こちらが今回3商品の中の最安値だったPacksmartのカップウォーマー。お値段は2,499円(Amazon)でした。

同価格帯のGimamaは何となくポッテリとしたルックスですが、PacksmartはCIOに似たスマートな見た目なので、デスクに違和感を持ち込みたくない方は満足できるのではないでしょうか。

マグカップの自由度

Packsmartのカップウォーマーは、使用できる容器の自由度が高めです! この点はGimamaと同じ感じです。ただし加温部は直径11cmぐらいなので、大きめの容器(コーヒーメーカーのガラスポットやお皿など)は難しいかもしれません。

なお、加温部が凹ではなく凸型だから、無理くり乗せることはできそう(安定感がなくなるのでご注意を)。

電源自動オフ機能

Packsmartのカップウォーマーは、8時間で電源が自動オフになります。CIOもそうなんですが、8時間は長ない?

で、こちらの商品についてはタイマーが付いていないようです。そのため、電源を切り忘れると有無を言わせず8時間耐久レース始まるので、電気代や電気代や火事火傷にご注意ください。私のようなズボラ人間には危険すぎる。

温度調整

Packsmartのカップウォーマーの温度設定は、50・55・65度の3段階です。保温2段階+加温って感じですかね。

コーヒーの適温が68〜70度らしいので、65度だと「延命」にしかならないかもしれません(アツアツを楽しめる時間が多少長くなる、という意味)。もう1段階ぐらい高い設定があると良かったですね〜。

電源供給

こちらはUSB-A給電となっています。加温機器としては少し不安がありますな。

なお、商品説明にはUSBケーブルが「一体型」と書いてあるので、別のケーブルを使うことはできないようです。

その他の特徴

見た目はCIOに似ていてとてもスタイリッシュですね。Gimamaよりもオシャだと思います。加温面が鏡面仕上げなのもイイですね〜!

ボタンは天面にあり、タッチ式ではあるものの凹型なので誤タッチが起きにくそう。タイマーがないからシンプルですしね。

何となくIHヒーターに見えてくるんだよな……。

カップウォーマーを選ぶ時のポイント

実際に75度設定で麦茶をホカホカにしている動画を撮ってみました。

私が買ったGimamaのカップウォーマーは、13cm×13cmで比較的大きめの商品だと思います。それてもまぁ、机の上に置いて邪魔にはならないですね〜。このあたりはデスクサイズに関係するかもしれません。

私のデスクは80cm×60cm。つまり幅が狭くて奥行が広めです。カップウォーマーはキーボードやマウスなどと干渉しない位置に置いているので、作業の邪魔にはなりません。奥行40cmの机だと、ちょっと気になるかも?(動画では種々の事情でカップウォーマーを手前に置いています)

デスクの奥行が狭い方は、コースター型のカップウォーマーも選択肢に入れてみると良いと思います。以下はドリテックのカップウォーマーですね。ペットボトルもイケるの? そりゃ便利。

あと「熱々」を求めるか「ホカホカ」を求めるかで選び方が変わってくるかもです。シンプルに言うと給電方式ですね。安定して「熱々」が楽しめるのはおそらくAC給電。USB給電なら、たこ足USB(?)にせず直給電にしておくと安心かも。

なおGimamaカップウォーマーで75度に設定している時、飲み物の量が減れば減るほど「かなり熱々」になるので、適宜設定温度を下げるなどして火傷にご注意ください。

無くてもいいけど、あると幸せなカップウォーマー

カップウォーマーなんて正直要らんだろうと思っていた時期が、私にもありました。まぁ、冷たい飲み物が好きだったっていうのが大きいんですけどね。

貧血の治療をした結果、重度の氷依存が改善したことにより、温かい飲み物を好むようになりました。そうするとやっぱり、仕事中の飲み物も常にホカホカにしておきたいんですよ。いつ飲んでもホカホカ。少なくとも「つめっ……」とはならない。

これって結構幸せな感覚です。ぜひ皆さんにも味わってほしい。

ちなみにGimamaは缶コーヒーやステンレスカップ、ガラス、哺乳瓶(PPSU樹脂のもの)も温められます。仕事中のみならず、リラックスタイムにホットワインとか、どーですか?

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