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リトルカブに最適!ラムマウントスマホホルダーの選び方とレビュー(RAM MOUNTS)【2025年版】

今回はバイク用のスマートフォンホルダーのお話です。

スマホホルダーの妙な存在感の強さや、樹脂の安っぽさに辟易している方はいませんか。ここに仲間がいるよ!

今回ご紹介する「RAM MOUNTS(ラムマウント)」のスマホマウントシステムは、見た目スッキリかつスマホの取り外しもカンタン。あらゆる取り付けスタイルに対応できる様々なパーツが揃った優秀な製品なんです。

レトロなスクーターや、リトルカブのように曲線美を大事にしたいバイクに最適!

ということで、スマホホルダーの「見た目」に悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいな〜。

こんな人に届けたい

レトロなスクーターや丸っぽさが特徴のバイクに乗っていて、スマホホルダー選びに迷っている方。ラムマウントに興味があるけれど選び方や取り付け方がわからない方。

文章を読むのが面倒な方は、Notebook LMのポッドキャストでお楽しみください!

リトルカブの丸さを阻害しないスマホホルダーが欲しい

早く紹介しろ、という方はこちらからジャンプ。

バイク用のスマホホルダーってどうしてあんなに……ゴチャッとしているんでしょうか。マジで解せないっすね。しかも大抵色は黒でしょ? 解せない。

私のリトルカブは白・ベージュに塗装されていて、全体的に丸みを帯びたデザインなのです。特にハンドル周りは、メーターを中心にカモメのように曲線的な形状をしています。そこに直線的かつブラックカラーのスマホホルダーを設置することに対して、あまり積極的になれませんでした(AIが書いたみたいな文章だな)。

ただ、今後遠出するためにはどうしてもナビ(スマホ)を取り付けたい。車移動に慣れていない私は、たとえ近場の移動でも「左折専用レーン」という名の地雷を踏み抜くことがあるはずなので、ナビがほしい。

そこで遊休機器となっているRakuten miniを、バイクではなく腕に着けてナビとして使ってみました。ソフトケースの両サイドに細長い穴をあけて、腕時計用のバンドを通せば完成(どちらも家にあったもの)。

しかし、走行中パッと見ると微妙に画面が見えない角度なんですよね。気付くと、画面が見えない側にクルンと回ってしまったり……。あと、アームカバーしていないと夏は厳しいかなと思ったり。

そんな時家族に勧められたのが、ラムマウントのスマホマウントシステムでした。

一応先に書いておくと、ラムマウントの色は「黒」です。そのため、黒からは解放されません。しかし、私の使用スタイル及び私の体格などの要因により、思いのほかスッキリ使えるのではないかと気付いたのです。

ということで、実際に購入したラムマウントのパーツを紹介していきまっせ。

買ったパーツ・取り付け方

ラムマウントのスマホマウントシステムは、自分の使用環境に合わせて複数の部品を組み合わせて使います。私が今回購入したのは、以下の3つのパーツです。

  • ミラーベースA ネジ径9mm:サイドミラーに共締めする
  • Xグリップ Sサイズ:スマホを装着する
  • ショートアーム:ベースとXグリップを連結する

パーツの種類と接続

RAM MOUNTのスマホマウントシステム

ベース(画像左、今回はミラーベース)とXグリップ(画像右)にはそれぞれボールが付いています。一方、アーム(画像中央)は2枚の湾曲した板状の部品が筒状に組み合わさっています。

この筒の両端にボールを差し込んで角度を調整し、筒中央のネジで固定することで、自分の運転姿勢に合う角度でスマホがセットできる、ってわけです。良くできてるぅ〜!

できるだけ全体をスッキリさせたかった私は、Bサイズの1インチボール(スマホマウント用としては一般的なサイズ)のものを、アームも短めの6cm(ショートアーム)をチョイスしました。

スマホを装着するXグリップは、スマホのサイズによってS/M/Lから選べます。私はiPhone SE(初代)をナビとして使うことにしたので、適合するSサイズを購入しました。

ちなみにRakuten miniもナビ候補に挙がっていたのですが、こちらは小さすぎてXグリップSサイズでも固定できませんでした。

パーツの選択肢は本当に豊富! たとえば私は全体的にコンパクトに収めたかったのでショートアームを買いましたが、可動域を広くしたい方は15.2cmのロングアームがありますよ〜。他にも、ワイヤーのように自由に曲げられるフレキシブルアームや、角度を付けて曲げられるターンアーム、バーハンドルのように使えるパイプソケットなどなど。

Xグリップとテザー

Xグリップはバネの力でスマホを4点で挟み込み、ゴムの部品で滑らないようにグリップしている、というイメージですね。バネはそれほど強くないから簡単に開閉できるのに、なぜかグリップ力が強い。これが不思議でなりません。

Xグリップにはテザーと呼ばれるゴムバンドが付属しています。Xグリップの裏側からテザーを通し、四隅を伸ばしてスマホの四隅に引っかける。これでスマホの落下リスクを抑えてくれます。

残念ながらiPhone SE(初代)はサイズが小さすぎてゴムの引っかかりがいまいちなのですが、おまじないとして必ず使用するようにしています。なお、同じくラムマウントを大型バイクで使用している家族曰く、テザー付けなくてもスマホはすっ飛ばないとのこと。このあたりはスマホのサイズや使用環境によって自己責任でご判断くださいませ。

実際の装着イメージ

ラムマウント装着の様子

3つのパーツを使ってリトルカブにスマホを装着すると、こんな感じ。アームが想像以上に短かったんですが、パーツがバイク本体に干渉するようなこともなく、イイ感じでセットできております。

RAM MOUNT正面から見たところ

正面から見るとこんな感じ。スマホをかなり倒して装着していますが、こうしないと画面がよく見えないんですよ……。リトルカブという小型のバイクに身長178cmの人間が乗ると、メーターを上から覗き込むような運転姿勢になってしまいます。そうするとナビ(スマホ)も水平に近い角度で装着せざるを得ません。

これが却って見た目のスッキリ感に繋がったので、結果オーライってことで!

ラムマウントのスマホマウントシステムの良い点

良い点はたくさんありますよ!以下の3点を挙げておきますよ〜。

  • スマホをがっちりホールド
  • 付け外しがラク
  • 安っぽさ皆無

スマホをがっちりホールド

先ほども書きましたが、スマホのホールド力が高い! Xグリップを眺めていると「うまいことできてんなぁ……」と感じますね。他社製品と比べると見た目は華奢でシンプルなのに、スマホをガッツリ挟んで固定。

家人が「テザーなしでもスマホが落ちない」と言っていましたが、Amazonにも同様の口コミが複数ありましたね。先日、ふと見たらテザーが外れていたってことがありまして……。でもスマホは落ちなかったですし、ズレてもいなかったですね。

Xグリップの中央「RAM MOUNTS」と書かれた丸い部品はラバーっぽいコーティングがされているので、摩擦でもガッツリホールドしてくれるんですね〜。素晴らしい!

付け外しがラク

Xグリップはスマホをバネで挟むだけで、小難しいロック機構もなければネジ止めも不要。そのため、スマホの付け外しが非常にラクです!バネも指2本で軽々動きます。

スマホを上下からガシャンと挟み込むタイプのスマホホルダーだと、結構力が要るんですよね……。

私は自宅に戻った時に必ずアーム+Xグリップをバイクから外すようにしています(後述)。ショートアームのネジを少し緩めてボールを引き抜くだけなので、めちゃくちゃラクチン。もちろん取り付けはこの逆の作業をするだけです。

安っぽさ皆無

他社製品はどれも見た目がゴツいんですよね……。しかも素材が樹脂樹脂(?)しているので、全体的に安っぽいな〜という印象。しかも色は黒で存在感ありすぎる。

RAM MOUNT装着

今回買ったラムマウントは、まずXグリップがゴツくない! シンプル! スタイリッシュ! そして樹脂樹脂していません(ゴムは樹脂じゃねーのか、というのは置いておくとする)。

また、私が買ったショートアームとミラーベースはアルミ製でございます。プラスチック感がとにかく薄い。そのせいか、全体的に安っぽさがないんですよね〜。

13万円のリトルカブに乗っていて「安っぽい」も何もないだろ、とは思いますが……。

ラムマウントのスマホマウントシステムのいまいちな点

正直なところ、使用する中で「これイマイチだな」と感じる点って少ないんですよね〜。

無理矢理3点挙げてみました。

  • 部品のバリエーションがわかりにくい
  • 防振マウントは高価
  • 盗難リスクあり

部品のバリエーションがわかりにくい

ラムマウントのスマホマウントシステムは、パーツバリエーションが多すぎてわかりにくかったです。

Amazonで商品選びをしていたんですが、あまりにもわかりにくくて公式サイトも見てみたところ、こちらもわかりにくい。

一番わかりやすかったのは、購入製品に同梱してあったパンフレットですね……。買う前に見せておくれよ。

防振マウントは高価

スマホをバイクナビとして使用する場合は、車体の振動によりスマホが故障するリスクがあります。iPhoneの場合、特に影響を受けやすいのがカメラのオートフォーカスや手ブレ補正機能なのだとか。

そのため、各社「防振マウント」なるものを作っているわけですが、ラムマウントの防振Xグリップは値段が高い! ノーマルのXグリップの2倍近いです。

というわけなので、私は自宅に転がっていたiPhone SE(初代)をナビ専用機にして、ノーマルのXグリップを購入しました。カメラとしては使わないし、最悪壊れてもまぁ、困らないのでね。

盗難リスクあり

私が買ったラムマウントのスマホマウントシステムは、3つのパーツの合計で1万円弱でした。予算は3,000円だったはずなのに……何が起きた……。

こんな高価なパーツが、ネジをくるくるするだけで簡単にバイクから外せるわけですから、当然ながら盗難リスクがあるな〜と考えています。

そのため、ひと手間かかってもショートアームとXグリップを必ずバイクから取り外して保管するようにしているんですよね。特に防振マウントを購入する方は、何卒お気を付けください。

RAM MOUNTのベース

ベースだけを残すと、こんな感じ。かなりスッキリですね!

ナビは50ccの安心機能

バイクなんて動けばそれでいいじゃないか!と思っていた時期が私にもありました(ない)。ナビなんて必要ないだろう、と。だけど、ナビは……要るね、要る

私はツーリングサポーターというアプリを使っているんですが、コイツが50ccに優しい! 「この先、2段階右折地点です」「この先、2段階右折禁止です」を教えてくれるんですよ〜。

ツーリングサポーター 原付バイク〜大型バイクまで使えるナビ
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開発元:NAVITIME JAPAN CO.,LTD.
無料
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横浜市内には2段階右折禁止の標識がちょくちょくあるんですが、バス停に隠れていたり(酷いよね)、木々に隠れていたり(酷いよね)、交差点にかなり近い場所に立っていたり(事故るぞ)することを知りました。

それと左折専用レーンね! 常に左を走る50ccにとっては巨大過ぎる地雷です。

こういうのに引っかかること自体はいいんです。でも、引っかかった時に「焦る」のが怖いんです。焦りは事故に繋がるからね。

ナビがあれば「真ん中の車線を走れ」だの「右の車線を走れ」だの、イレギュラーについては事前に教えてくれます。だから、ナビは付けた方がいいなと判断しましたし、実際に「付けてよかった〜!」と思っています。

ということで、スマホマウントというよりナビ推しの形で着地してしまいましたが……。

見た目スッキリなスマホマウントをお探しの方、ぜひラムマウントをご検討ください。他のスマホホルダー製品より値段は高いですが、劣化しにくい材質ですし、たとえどこかのパーツが壊れたとしても、壊れたパーツを買い替えるだけで済みますよ。

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