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リトルカブにクーラーボックスを簡単脱着で取り付け!ホムセン箱よりおすすめの理由と取り付け方【2025年版】

「原付買ったんだよね〜」と伝えた友人の8割がこう言います。

「いいね〜荷物たくさん入るしね〜」

まぁ、光の速さで「ノンッ!」って否定しますね。原付=シート下が収納になっている、と思ったら大間違いなんだよ💢 カブにはシート下収納がないの!

でも荷物がたくさん入るように改造、することはできます。

ということで今回は、リトルカブ50ccの積載量を増やす取り組み(私ver.)についてご紹介します。特にリアキャリアですね!

  • アイリスOヤマのホムセン箱は付けたくない
  • 普段はリアキャリアをスッキリさせておきたい
  • 小さな箱を取り付けたい

こんな人にはヒントになるかもしれません。

※本記事はPRを含みます。

リトルカブにホムセン箱・リアボックスを取り付けなかった理由

今回リトルカブに取り付けたのは、ホームセンター「島忠ホームズ」のクーラーボックス14Lです。

この箱を選んだ理由は以下のとおり。

  • サイズが小さめ
  • 色が好み
  • 雨が降っても耐えられる(多分)
  • 本体側にベルトを通す穴がある(重要)

バイクに取り付けたところ、妙に「釣り人」感が強くてびっくりしたんですが、まぁこのあたりはステッカーチューンでどうにかしました。

なお、14Lだとハーフのヘルメットがギリギリ収まる程度です。私はハーフのヘルメットを使っていますが、バブルシールド付きなので箱には入りません。ヘルメットを入れたい場合は、1つ上の25Lサイズを購入するしかないですね〜。

細かい説明は後にするとして、なぜ先駆者が多い「ホムセン箱」にしなかったのか。あるいはバイク専用のリアボックスを買わなかったのか。この理由を書いておきます。

ホムセン箱はデカい!

カブに箱を取り付けるといったら、真っ先に思い浮かぶのが「アイリスOヤマ」のホムセン箱ではないでしょうか。

こういうタイプね。カギでロックできるし、パッキンが付いていて浸水しにくく、至れり尽くせりのホムセン箱です。なんと30Lも入るんだって! コレ1つ取り付ければ無敵なのでは?

しかもアイリスのホムセン箱は、私が重視している「ベルトを通す穴が本体に付いて」います。優等生過ぎて吐きそう。

それなのになぜ、優等生ホムセン箱を購入しなかったのか。理由は以下の通りです。

  • デザイン(色)が好みではない
  • デカい

色についてはグレー+緑か、黒なんですよね〜。どちらも好みではない。でも、ホムセン箱で「ベルトを通す穴が本体に付いている」タイプといったらアイリスしか選択肢がなく、最終的には「自家塗装」が頭を過りました。

で、実際お店に行って実物を見たんですけど……でっか! デカい!

スーパーカブやハンターカブなど、リアキャリアが大きい車種に取り付けるならちょうどいいんでしょうね。でもリトルカブには大きすぎるんですよ。そのため、アイリスのホムセン箱は却下となりました。

補足

大きすぎて取り付けられないわけではありません! 大きめのホムセン箱をお求めの方にはピッタリだと思います(色はまぁ……うん)。

リアボックス専用品は取り付け方が特殊

バイクのリアキャリアに取り付ける用途で作られている「専用品」も検討しました。私の「ほしいものリスト」に残っていた商品がこちら。

カギがかけられて、色は第一希望だったミリタリーグリーン。防水性も高そうだったので購入を検討していました。

ただね、この手のリアボックスは取り付け方が気に入らない。付属のプレートをリアキャリア(バイク側)にネジ留めして、箱下の金具をガチャンとはめ込むタイプなんですね。

そうすると、リアボックスの取り外しはとても簡単なんですが、プレートは工具がなければ外せません。リアキャリアにずっと付けておくことになってしまいます。それがイヤ! でした。

島忠クーラーボックスの取り付け

一般的なホムセン箱をリアキャリアに取り付ける場合、箱の底にネジ穴をあけて、リアキャリアに合う金具(ステー)を買ってきてネジ留めするため、基本的にホムセン箱は常設することになります。付けたら付けっぱなしです。

しかし私は箱を常設したくなかったんですよ……。それに、穴を開けたりサイズ測ったりするのがめんどくさい! というのが私のスタンス。私の希望を叶えるために必要だったのが、「リアボックス本体側のベルト穴」なのです。

ホームズクーラーボックス取り付け方と購入部品

ということで私が採用した取り付け方をご紹介すると……。

  1. リアキャリア(純正)にゴム板を乗せる
  2. ゴム板の上にクーラーボックスを乗せる
  3. クーラーボックスの両サイドの穴に、半折りにした荷締ベルトを通す
  4. ベルトの片側(留め具が付いていない側)をキャリアの前方突起に引っかける
  5. もう片側(留め具が付いている側)を後方突起に引っかける
  6. もう一本のベルトも同様に作業する
  7. 箱のバランスを見ながら留め具でベルトを締める

こんな感じです。この後写真付きで説明します。

クーラーボックス以外に荷締ベルトとゴム板を購入しました。

荷締ベルトは1.5mの2本セットを購入しました(購入時800円ぐらい)。他に黒もありました。商品名に「ラチェット式」とかいてありますが、いわゆるラチェット構造(レバー動かすと締まる構造)ではありません。力業で締め付けて、ギザ歯で固定する形です。

このベルトは、長い間使っているとギザ歯のせいで生地が摩耗してくるはずなので、ベルトが緩みやすくなってきたぞ……と感じたら、ベルトを買い替えた方がいいかもしれませんね。2本で800円なら買い替えのハードルも高くない。

また、同種のベルトなら何でもいいんですが、伸縮性がないシンプルなものがおすすめです。端がループになっているロックストラップも試してみたんですが、厚みがあるのでベルト穴に通すのがやっとだったし、締め付け位置の自由度があまり高くなかったですね〜。

ゴム板は厚さ5mm。15cm角のものを選んでいます(購入時400円ぐらい)。大きめのものを買っておけば、切って別の場所で使うこともできるよな〜と思って買いましたが、結果的にはちょうどよかったですね。

ベルトの締め方がちょっとわかりにくいと思うので、画像で説明しておきます。

まずはリアキャリアの上にゴム板を置きます。

クーラーボックスを置く場所が前すぎると腰が箱にぶつかります。リアキャリアのちょうど真ん中ぐらいに置くとちょうど良いっす。

荷締ベルトを輪にした状態(留め具にベルトを通した状態)で半折りにして、クーラーボックスのベルト穴に通します。

留め具がベルト穴にぶつかるぐらいのポジションに調整すると、後々うまくいきます。

留め具がこの位置だと、調整がちょっと面倒になるかも。まぁ、最初はちょっと時間がかかると思ってください。

留め具がない側の端は、リアサスペンションとの連結プレートの裏を通します。

リアキャリア前方にある突起にベルトを引っかけましょう。

留め具がある側の端は、リアキャリア後方の突起に引っかけます。

逆サイドも同じようにベルトを通し、均等な力で締め付けたら完了です。クーラーボックスを揺すってみて、ベルトがたわんだり箱がゴトゴト傾くようなら締め付け不足です。

ベルトの端は余ります。そのままにしておくとパタパタうるさいので、適当に巻き付けておきましょう。ただし強い力で巻き付けると留め具を押してしまう可能性があるのでご注意ください(留め具を押すとベルトが緩む)。

なぜ「本体側にベルト穴」が必要だったのか

ベルト穴が設けられているホムセン箱は、アイリス以外にもたくさんあります。しかし、その多くはベルト穴が「フタ側」に付いているんです。それの何がいけないのか。

フタにベルトを通してリアキャリアに固定すると……フタが開かないんだよ〜! ちょっと荷物を取り出したいって時に、フタの開け閉めができなくなってしまいます。ただ単に荷物を運ぶ目的ならいいんですが、収納用途で開け閉めしたい場合は困ります。

本体側にベルトを通してキャリアに固定すれば、本体はガッチリ動かず、フタの開閉は自由自在です。

なおクーラーボックスの「向き」ですが、私は座ったまま箱の中身にアクセスできるように設置しています(クーラーボックスのバックルが「前」)。

リトルカブの積載量アップは意外と簡単!

湘南国際村から逗子海岸方面を臨む
湘南国際村から逗子方面

上記の方法でボックスを取り付けて、(50cc基準の)中〜長距離ツーリングを実施しておりますが、今のところベルトが緩んだり、ガタついたりすることは一切ありません!

毎回取り付けるのは面倒になるかも……と不安だったんですが、いや、全然ですね!

ベルトは一度ベストポジションがわかれば、2回目からの装着は簡単。時間はかかりませんし、毎度しっかり締め付けてから出かけるので安心です。

とはいえ、実際に走行してみて「ここがこうだったら……」と思う点も出てきたので、それについては以下の記事でご紹介しています。

リトルカブのクーラーボックス取り付け後記|実際に使ってみた感想と改善点
リトルカブにクーラーボックスを取り付けて実際に使ってみた感想を詳しくレビュー。ベ…

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